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イスタンブール―世界の都市の物語 (文春文庫)
 
 

イスタンブール―世界の都市の物語 (文春文庫) [文庫]

陳 舜臣
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

コンスタンティノープルを攻め落とした時、メフメット二世はわずか21歳だった……。ローマとトルコ、東西の融合する都市を総合的に解説

内容(「BOOK」データベースより)

1600年の長きにわたって首都としての機能を果たしてきた都市、イスタンブール。330年、コンスタンティヌス帝の遷都によってローマ帝国の首都となり、メフメット二世の攻略により1453年以降はオスマン・トルコ帝国の首都として。東西の融合するこの華麗な都市を歴史を縦糸に、人物そして観光スポットを織りまぜて総合的に解説。

登録情報

  • 文庫: 317ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1998/09)
  • ISBN-10: 4167150166
  • ISBN-13: 978-4167150167
  • 発売日: 1998/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 52,957位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ボヘミャー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
ビザンチン帝国の首都コンスタンティノープルをイスタンブールに変えた男、
メフメット二世の銅像のことから書き起こされ、
ビザンチンの歴史にふれ、
オスマントルコのことを述べ、
最後、トルコの近代化を進めたアタチュルクの逝去で終わる。

なにかひとつの事象や、人物を主軸にするのではなく
都市を主人公にしたシリーズ本の一冊。

著者は自由に、悠然と、長い歴史の中を泳ぎ、
この土地の上を流れていった様々な事象をつむいでいく。

その時代に一瞬自分がいるのではないかと思えるような
歴史好きにはうれしい瞬間を味あわせてくれる良書。

どこか数行、切り出せばいいのでしょうが、
前後と緊密に結びついた、流れのある重厚な文章は
細切れの切り出しを容易にさせてくれません。

安野光雅さんの表紙もしっとりといい味です。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
↑タイトルの通り、歴史を楽しく読める本です。イスタンブールの有名なモスクや建物のことを中心におきつつ、それにまつわる歴史、面白いエピソード、雑学(?)が語られます。歴史書のように、時候列的に堅いお話だけしてオワリというわけでもなく、ガイドブックのようにサラーッと流して終わりというのでもなく、とっても楽しんで読めて、さらにちゃんと後に残る財産があるという、なかなか得がたいイスタンブール紹介であります。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By メコノプシス VINE™ メンバー
形式:文庫
本書は、イスタンブールを様々な角度から迫った作品です。

もともとは世界の都市シリーズの一環として出版されたものの内の一冊でした。

時代範囲はローマ時代末期の遷都、ビザンツ帝国時代、オスマン帝国時代を扱っています。首都の地位を失ったあとの展開についての記述がないのは残念です。

しかしながら、時系列をもとに各地区の歴史、文化書く観光名所についてのあれこれなどなどを楽しく紹介してくれます。

読んでいて引き込ませるものになっているのは、まさに陳舜臣氏の手腕なのだと感じさせます。ビザンツ帝国、オスマン帝国時代、イスタンブールは首都でその国そのものと思わせてくれます。これらの国家の歴史がイスタンブールと密接に結びついています。

トルコに旅行する人、トルコについて関心を持っている人、トルコ旅行して後で確認をしたい人・・・トルコに多少なりとも興味を持っている人は読んで損はないと思います。

面白いのは陳氏ならではの中国との結び付け方です。144ページ以降のトプカプ宮殿を北京の紫禁城の構造と似ていることを指摘しています。興味深い発想です。

最後に用語について。最近の学会ではオスマン・トルコは「オスマン帝国」、スレイマンはスレイマン大帝となっています。著者の陳氏はこのことには恐らく注意を払っていたはずなのですが、以前からある呼称を使っています。意図があるのかもしれませんが、今現在の用法としては必ずしも正しくありません。
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