登録情報
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この本は、カリフォルニア地方のネィティブ・アメリカン、ヤヒ族の最後の男「イシ」の生い立ちについて書かれたものです。ゴールド・ラッシュ以降、ヤヒ族は白人との戦争によって人口を減らしつづけました。やがて戦争は一方的な虐殺となり、ヤヒ族の社会は壊滅しました。イシを含む数名のみが徹底した潜伏生活を続けましたが、数十年を経てイシ一人が生き残ったのです。20世紀のアメリカに突然姿を現した野生インディアンとして、イシがもてはやされる結果となったのは皮肉な運命といえるでしょう。
歴史書、文化人類学の入門書としても、あるいは常に矜持を保ち続けた男の生き様を知る書としても、すばらしい作品です。著者はシオドーラ・クローバー。SF作家で、著者の娘にあたるル・グウィンが序文を寄せています。
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