平凡な高校生だった省吾が異世界に引きずり込まれ、呪いの実行者たる「代行者」と「イコノクラスト」呼ばれる謎の人型兵器に搭乗して戦うように、組織の策略、省吾自身の英雄願望により仕向けられていく物語。
評価の難しい作品だと個人的には感じます。
この作品には笑いや楽しみといった成分はほぼありません。
むしろその抑圧的な状況を擬似的に体験するというか、あくまで一高校生が異世界に呼ばれた時の状況をなるだけリアルに再現していくような作品ではないかと。
リアルさを追求する意味からか、ライトノベルと呼ばれるもので主人公が物語のラストでもないのにヒロインと性交渉をするのは珍しい作品ではないでしょうか。
この物語の状況と高校生の性欲とを考えればそのような表現も違和感はないです。
ちなみに1巻にはその辺りの記述はないですが。
このイコノクラストは、むしろ7巻からが本当の始まりのような気すら自分はしています。
6巻までの抑圧に耐え続け、7巻まで辿り着いた時にこの物語の良さを改めて感じることができると思います。
忍耐の必要な作品というのは、評価しづらいものです。1巻だけの評価なら星3つが限界です。