80%は経済の内容です。
地下鉄初乗りが1000円のなぞを解こうとネットをさまよっていた時にたまたま見つけた本です(ちなみに人件費削減目的に導入したプリペードカード普及を目的に初乗り料をあげただけでプリペードカードを買ったひとはもっと安いそうです)。
イギリス経済がユーロを離脱してポンド圏にとどまったにもかかわらず、ドイツ・フランスよりも金融業が成功している理由がよくわかりました。イギリスの経済政策の変遷を知るのには非常に良い本。しかしサブプライム問題前までの好況時の情報しかないので今後も価値があるかどうかは微妙です。
成功している会社のプロフィールとキーパーソンのインタビューがあるが・・・あまり深い内容にまでは突っ込んでいないし都合のよい宣伝文句をのせているだけです。アラブ金融のことも書いてあるけど統計的資料がいまいち。
後半はサッチャー政権からブレア政権、ブラウン政権の経済政策の変遷とイギリスの政治状況を概説してくれています。なんとなくとってつけたような微妙なボリュームですがまとめにはいいかと思います。個人的には知らないことばかりだったので勉強になりました。
まとめ:イギリス経済が金融業を中心に成功した理由を知るのに有効な入門書ではあるが、新聞の連載を無理やりつなげたような感じがいまひとつでした。