このひとは完全にシンガーソングライターのタイプだと感じる。
宇多田ヒカルみたく、最初自分のこと歌って、それが尽きると周りのこと歌ったりで3〜4枚くらいはアルバムが出せるんだけど。
その後、ネタ切れ、アイディア枯渇で早世っていうか。
高尾の場合、デビュー作が頂点だったと思う。
自分は他の日本人とは別レベルであるという恐ろしいくらいの思い込みが痛快だったのに
本を出せば出すほどマンネリでつまらなくなっていく。。。
日本人に対して「こんなにイギリス人にコケにされてるのに怒らなくていいのか?だから馬鹿にされるんだ」とケンカをけしかけ、
またイギリスとイギリス人は全く信用できず愛想がついたと罵倒しつつも、他の日本人作家にポストを明け渡すのは死んでも嫌だというエゴイストぶり。
まるで、散々日本の悪口を言う割には絶対に日本から出て行かないガイジンを髣髴させる。
同時に初期には見られなかった日本人読者(本を買ってくれる客)におもねるような文調も増え、逆に痛々しい。
現在、異国で年金暮らしの彼女にしてみれば読者に嫌われ印税が減るのは恐怖なんだろう。
彼女には「そんなことも知らないの?だから日本人はバカで世界の非常識なのよ!」と高圧キャラで最後まで通してほしかったのに残念だ。