タイトルに偽りあり。スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの記述はほとんどなく、イングランドについて大部分紙面が割かれている。題名は「イングランドを知るための〜」のほうが相応しいのでは? 本書の構成は内容的に
1章〜12章 現代イギリスの社会制度
13章〜29章 茶、庭園などを切り口に語るイギリス文化について
30章〜39章 シェイクスピアを中心とした文学史
40章〜52章 イギリスの芸術史について
53章〜57章 イギリスの歴史
58章〜65章 イギリス体験記
に分かれており、イギリスの歴史について述べた章がやや駆け足気味で記述不足。 しかし他の部分はそれぞれの担当者が自分の専門分野を生かしつつ、全くイギリスを知らない人でも飽きずに読めるようにうまく書かれている。読んでて「へぇ〜」と思えるトリビア的な知識が満載だ。
イギリスについて少しでも興味がある人なら是非お勧めしたい一冊。