この作品は一応ジャンルとしては
ファンタジーとなります。
だけれどもファンタジーとしての要素は
せいぜい神々が出てくることと
若干の魔法表現が出てくる程度です。
その魔法といっても
そのちょっと長めの物語の中でも
特定の人物しか使いませんし、
そんなにフィクションじみた使われ方も
しませんのであまり身構えなくても大丈夫です。
この作品は
「ギリシア神話」をベースにした作品です。
そのため大神ゼウス等どこかでその名を
聞いたことのある神々が多く出てきています。
そして人間たち…
神々に比べれば取るに足らない彼らは
神の賭けの対象にされてしまいます。
それはある「神にしか持たない要素」を
試すものでもあったのです。
1つ目、2つ目の人間の出来事は
あまり物語で多くのウェイトは占めませんので
重要なところだけを抑えればいいでしょう。
メインは第二部のほうなのですから。
第二部の
テレマコスとナウシカアのそれは
面白いこと間違いないでしょう。
若い男女がよく起こす些細ないさかいも
垣間見ることができ、懐かしさも感じますし。
物語が進んでいくうちに
神にとってはおろかな二人も
成長していくのです。
神々が倒せなかった魔物
エンケラドスを倒す描写は
神々しさを感じることでしょう。
この作品はファンタジーが苦手な人でも
そんなに苦労する作品ではないです。