著名なチャネリング本でとかく語られる神としてのイエス。
ボブ・フィックスの「時を越える聖伝説」、
ダイアナ・クーパーの「アセンションの新しき光」、
ダスカロスの「エソテリックティーチング」。
これらを読んでイエス(イェシュア)に対する関心が高まったため、
イエス自身のチャネリング本を読もうと思いました。
まず驚いたことは、このチャネリングが行われたのが
1987年から1988年末にかけてという古さでした。
当時はノストラダムスの1999年説が一部の人たちによって
センセーショナルに煽られていた時期でしたので、
タイムリーに出版されていたら、世界の終末像を語った内容と
受け止められたでしょうし、また、大はずれだった予言と共に消えてしまい、
21世紀には、顧みられることはなかったでしょう。
ですが今、2012年のアセンションという新たなテーマを前に、
高まりつつある意識には、とても意義深い内容の本となっているのでは
ないでしょうか。
内容は、現世を幻と定義した上で、その幻想から早く目覚めよというものです。
そして、神を外に求めることを止め、神と人はいつも一つであったことを
早く思い出せというものです。
具体的なアドバイスや新たな知識らしきものはありません。
イエスらしく、「愛」ひとつで貫かれています。
通常のチャンリング本と異なり、イエスからのメッセージを受けることとなった
著者が、自身の心の動揺をつぶさに描かれており、その点が好感をもてますし、
また、新たな価値観に歩み始めた人にとっては、意識の持ち方という点で、
参考になるのではないでしょうか。