登録情報
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| 1. ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ |
| 2. レッド・ペッパー・ブルース |
| 3. イマジネーション |
| 4. ワルツ・ミー・ブルース |
| 5. ストレート・ライフ |
| 6. ジャズ・ミー・ブルース |
| 7. ティン・ティン・デオ |
| 8. スター・アイズ |
| 9. バークス・ワークス |
| 10. ザ・マン・アイ・ラヴ (ボーナス・トラック) |
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14 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
フィリー・ジョーに耳を傾けるのも一興,
レビュー対象商品: アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション+1 (CD)
歴史的名盤であり、ぺッパーには讃辞の花束を贈るしかない。ここでは彼をサポートする名ドラマー、フィリー・ジョー・ジョーンズに耳を傾けるのも一興と思って記してみた。フィリーは50年代半ば、マイルス・デイビスのクインテットに加入してから頭角を現し、ジャズを華やかに演出した偉大なドラマーだ。マイルスグループにいた時代、同僚のレッド・ガーランド(P)、ポール・チェンバース(b)と共に参加した本アルバムでも、ショットガンのような目まぐるしいロールをはじめ、きめ細かいブラッシュワークなど、お家芸たる多彩なテクニックを披露。ペッパーを思う存分インスパイアし、甘美で翳りある演奏を持ち味とする、彼の別な一面を引き出すことに成功している。もう、ペッパーは幕開けの「You'd Be So Nice to Come Home To」から絶好調、霊感を吹き込まれたように歌心をクレッシェンドさせてゆく。 ドラム最大の聴きどころは、ラテン・フレーバーみなぎる「Tin Tin Deo」。ドラムソロになると、大技、小技が冴えまくる。それがまた、カゴの中で輪を回すハツカネズミのようにちょこまかと愛嬌たっぷりなのだ。いつもあのすっとぼけたフィリーの顔を思い浮かべ、ひとりほくそ笑み聴いている次第……。 そして、アルバムを聴けば分かるように、かなりやかましいドラムだ。そのうえ、何かシャキッとせず、気だるく、やけっぱちのようなスティックさばき。まるでウィスキーの小瓶をばポケットに忍ばせ、チビリチビリやりながらの“酒気帯びプレイ”にも思えてくる。現代のシャープでスマートなドラムを聴き慣れている人にとって、最初は単に騒がしいだけの下手な野暮天ドラマーに感じられても無理はない。 ところが、この大将が参加している5、60年代の作品を聴くにつれ、そのやかましさと、気だるさがほどよくブレンドされ“極上のダシ”となり、演奏に独特のテンションと、リラクゼーションの滋味をもたらしていることがわかる。もう、下手どころか、百戦錬磨のしぶといドラムで、型破りの豪胆さ、飄逸な温(ぬく)み感は病みつきにさせるものがある。 そんな《無頼派フィリー》を聴けば、ジャズがさらに楽しくなること請け合い。本アルバムのほか、彼の名演を挙げればキリがないが、畢生の名パフォーマンスが聴かれる作品としてウィントン・ケリーの「ケリー・アット・ミッドナイト」(Vee Jay、1960)がある。特にアルバム後半、ケリーとの激しいバトルが聴きものだ。 ……蛇足ながら、フィリーには「ブルース・フォー・ドラキュラ」(Riverside、1958) という珍妙な初リーダー作がある。無類のドラキュラファンだったという大将、ジャケットには自らドラキュラに扮したイラストが描かれ、タイトル曲では滑稽な前口上を一席ぶっている。まさにとぼけた風貌そのまま、なんとも愉快な人物だったと思われる。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この一曲がある,
By
レビュー対象商品: アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション+1 (CD)
超有名ジャズメンには「この一曲」がある。コルトレーンだったら「マイ・フェーバリット・シングス」。マイルスやビル・エヴァンスのように、「この一曲」が複数あるミュージシャンはスーパースター。で、アート・ペッパーは「ベサメ・ムーチョ」などもあるが、やはりこのアルバムの一曲目の「ユード・ビー・ソー・ナイス・・・」だろう。ヘレン・メリルのヴォーカルでのこの曲もいいけど、アルト・サックスでは、このペッパーの一曲で決まりだ。「ストレート・ライフ」など、このアルバムには佳曲も多いが、やはり聴き物は一曲目。情緒的なペッパー、日本人のジャズファンのために生まれてきた。と、夢想したくなる。いつでも聴きたい、いつまでも持っていたい一枚。(松本敏之)
2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
朝からでも聴けますよ,
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レビュー対象商品: アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション+1 (CD)
saxのアートペッパーの最高傑作と言われることも多いアルバムです。タイトル通り、マイルス一座が、西海岸へツアーに来た際、マイルスのリズムセクションと共に、ペッパーが録音したアルバムでもあります。pのレッドガーランド、bのポールチェンバース、drのフィリージョージョーンズという鉄壁のリズムセクションに支えられ、アートペッパーが気持ちよく吹いているのが印象的なアルバムです。ペッパーといえば、日本人好みの哀愁感あるメロディが、最初に想起されますが、ここでは、快活に吹いているのが特徴でしょうか。ペッパーにとって、よほど、このリズムセクションが良かったことが伺えます。 もちろん、マイルス一座のメンバーたちも、十分なソロスペースを与えられ、聴き応えのあるプレイをしています。 是非、機会があれば、ご一聴を。
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