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アースシーの風―ゲド戦記〈6〉 (岩波少年文庫)
 
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アースシーの風―ゲド戦記〈6〉 (岩波少年文庫) [単行本]

アーシュラ・K. ル=グウィン , ディビッド・ワイヤット , Ursula K. Le Guin , 清水 真砂子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 1,764

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

故郷で暮らすゲドのもとを、まじない師のハンノキが訪れ、奇妙な夢の話をする。そのころ、ふたたび竜が暴れ出し、アースシーにかつてない緊張が走る。世界を救うのは誰か。レバンネン王は、テハヌーたちとロークへ向かった―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ル=グウィン,アーシュラ・K.
1929~。アメリカの作家。カリフォルニア州バークレー生まれ。父は文化人類学者A.L.クローバー、母は『イシ―北米最後の野生インディアン』の著者シオドーラ・クローバー。『闇の左手』をはじめとする大人向けのSF作品でヒューゴー賞、ネビュラ賞など、数々の賞に輝く。「ゲド戦記」シリーズでファン層を飛躍的に広げた。「ゲド戦記」は、始めは三部作だったが、その後長いブランクを経て続編を発表し、読者を驚かせた

清水 真砂子
1941年、朝鮮生まれ。青山学院女子短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 386ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2009/3/17)
  • ISBN-10: 4001145936
  • ISBN-13: 978-4001145939
  • 発売日: 2009/3/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 12.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 293,402位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ひこ・田中 トップ100レビュアー
形式:単行本
 ファンにとっては、「待望久しい、新作」というより、「3部作で完結したはずなのに、4が出て、それはまあ意図は分からないでもない。でも、え、まだあったの? う、うれしい!」かな。
 だもんで保証は出来ませんが、今度こそ本当に完結編でしょう。たぶん。
 『帰還』の出来がいいと私は思いませんが、完結したはずの3部作がジェンダー・バイアスがかかっていると考えて、彼女がその修正として書いたのはわからないでもありません。3部作を読んでそれをフェミニズムで修正するとこうなるのよ、という、たたき台としての3部作って考え方をして・・・・。
 私にとって、その続編が書かれてしまうのは、驚くことでもありません(そのためには、4と5の間にある「外伝」を先に訳した方が良かったと思うけど。なおその一部が『伝説は永遠に』(ハヤカワ文庫 FT 282)に載っているようです)。「本当」に完結するためには。
 5では、ジェンダー+マイノリティへと視点は広がっています。
 主要人物たちは、収まるところに収まり、帰るところに帰り、この先に『ゲド』的物語は存在しないように見えます。でも、そのためにまた、新しい人物を登場させなければならず、彼らとゲドやテナー、テハヌーとの関連を記さなければならずで、しかも『帰還』出版から11年、忘れている人物も多いので、読んだ印象では、なんだか物語が散乱しています。それはさっ引いても、完結のために、説明が多すぎ、物語は進まず、そのままラストに突入し、これがまた抽象的すぎて、だからまた説明に費やし、勝手に終わってしまいました。懐かしい言葉で言えば「宙づり」のママ。
 この世界は「王国」ですから、その制度そのものにあらかじめジェンダー・バイアスがかかっていたのなら(3巻目まで)、その転覆は無理があるのかもしれません。「制度」を変えずに「個人」を描き変えるだけでは(だからそこにマイノリティへの視線が入ってくるのは必然なのですが)。「個人的なことは政治的なこと」なら。
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