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81 人中、79人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
せっかくのアーサー王伝説の集大成の和訳だが、省略が多いのが残念,
By APRICOT (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アーサー王の死 (ちくま文庫―中世文学集) (文庫)
アーサー王伝説の集大成と言われるのは、15世紀にトマス・マロリーがまとめたもの。それを、同時代の印刷業者ウィリアム・キャクストンが編集し、"Le Morte Darthur(アーサー王の死)"のタイトルで出版した。本書は、その一部を抜粋して和訳したものである。キャクストン版は以下の21巻から成るが、うち★印を付けたものが本書に収録されている。★第1巻 アーサー王の誕生と即位 第9巻 ケイ卿、ラ・コート・マル・タイエ卿、トリストラム卿 第17巻 聖杯について 予想以上に省略が多い。トリストラム(トリスタン)の物語と聖杯探索が省かれたのは、まだ仕方ないかもしれない。個人的には興味あるが、サイドストーリーとも言えるからだ。だが、2~4巻と6~7巻は載せてほしかった。決着は次巻にとあるのに、その次巻が抜けていたり、過去の出来事が引き合いに出されているのに、その過去が抜けていたりして、欲求不満を感じる。また、アーサーとグウィネヴィアの結婚、マーリンの表舞台からの退場など、重要なトピックスが省略されているのにもガッカリ。ラーンスロットとグウィネヴィアが恋に落ちた経緯も、ぜひ読んでみたかった。入門書「アーサー王ロマンス」で全体の骨子はわかっているが、それ以上の血肉を知りたくて本書を読んだのに、残念である。 以上、大いに不満はあるが、それでも読んで良かったと思う。話はなかなかおもしろかったし、翻訳がこなれているおかげもあり、とても読みやすかった。そして終盤、ラーンスロットとグウィネヴィアの不倫をきっかけに、円卓の騎士たちの団結にひびが入り、ついにアーサー王の最期に至る過程には、それなりにジーンと来るものがあった。だが、アーサーとグウィネヴィアとラーンスロットの三角関係の始まりの部分が省略されていなければ、もっとおもしろかったかもしれない…と思うと、やはり残念である。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
名作は訳しても名作,
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レビュー対象商品: アーサー王の死 (ちくま文庫―中世文学集) (文庫)
トマス・マロリーの「アーサー王の死」は、力強く簡潔な文体で有名らしいですが、なかなかどうして、これも名訳。非常に丁寧です。マロリーの原作は膨大な量に及ぶゆえ、この本に編集するにあたっては「聖杯伝説」をはじめ一部割愛されていますが、それでもアーサー王伝説の集大成としてまず他本にさきがけて読む価値が十分にあります。 アーサー王伝説を知りたい方には、是非。
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大変読みやすいアーサー王の本,
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レビュー対象商品: アーサー王の死 (ちくま文庫―中世文学集) (文庫)
サー・トーマス・マロリーの「アーサー王の死」を訳してまとめた本です。子供にも楽しめるのではないかな、というぐらいに読み易く書かれていて、 アーサー王伝説について、基本的な知識を得ることもできますし、また 物語としても大変面白く読めます。 もともとの「アーサー王の死」は膨大な量にのぼるので、全てが網羅されて いるとはいえませんが、押さえるべきところはしっかり盛り込まれていま
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