トレーディングカードゲームの「デッキ」(カードの束)システムをボードゲームに取り入れた、いわゆる「ドミニオン」タイプのゲームです。
プレイヤーの初期デッキは、全く弱いものですが、「アイテム」「武器」「英雄」「呪文」といった「村」カードを毎ターン購入しながらデッキを強化していきます。
お金を払って村で「英雄」を雇う、ダンジョンから湧き出る「モンスター」を倒して経験値をため、自分のデッキに入っている「英雄」をレベルアップしていく、「武器」を買い「英雄」に装備させる、「呪文」を使い戦闘を有利にする、「アイテム」を使用しパーティーをサポートする、といったようにTVゲームのRPGさながらの展開でゲームは進行していきます。
もちろん「村」カードの種類は豊富に用意されており、1回のゲームではその中からいくつかの「村」カードを選択して使用するため、毎回のゲームが新鮮に感じますし、「英雄」や「モンスター」もそれぞれが様々な得意技や特性を持っているので、色々なカードの組み合わせ(コンボ)を考えながら「デッキ」を強化していく戦略性も魅力です。
ソロプレイのためのルールも、しっかりと説明書に書いてありますので、一緒に遊ぶプレイヤーがいない時も楽しめます(笑)
「ドミニオン」が好きな人にはもちろん、トレーディングカードゲームやTRPG、TVゲームのRPGなどが好きな人にもおすすめです。
ただひとつ、説明書にわかりにくい記述が多く、「ドミニオン」をやりこんでいる私でさえ、最初はルールを間違えてプレイしてしまいました...。
その点で星マイナス1といたしますが、米国では「Wrath of the Elements」「Doomgate Legion」という2種の拡張セットが既に発売されているようですし、その日本語化も大いに期待できる良ゲームだと思います。
【補足情報】
カードの枚数は530枚(+仕切り用カード50枚)、カードサイズは64mm×89mmですので、スリーブはエポック社の『カードスリーブ トレーディングカードサイズ対応 ソフト』がおすすめです。
自分でもこのスリーブに入れていますが、ソフトタイプでスリーブ厚が薄いということもあり、スリーブを着けた状態でゲーム箱に全てのカードを収納することができました。(スリーブを着けたのはゲームに使用する530枚のみ。仕切り用カード50枚にも着けてしまうと、ゲーム箱には全てのカードを収納するのはちょっと厳しいかもしれません。無理やり突っ込めばなんとかなりそうではありますが...。)
1個でスリーブ110枚入りですので、5個購入しての550枚が、ゲームプレイ用カード530枚に対して予備も含めてちょうどよい、というのもポイントですね。
(追記)
遊びこめば遊びこむほど、ハマっていきます!
もうここまでくれば、説明書のわかりにくさや、カードのエラッタなど、取るに足らない欠点です。
ということで、☆5つ!