1977年に発表されたボードゲームのリメイクですが、リメイクの際にルール等に手を加えられているせいか、まったく古さを感じさせない、ユニークで面白いゲームです。
基本ルールはシンプルにまとまっています。各プレイヤーは50種類いる宇宙種族のうちのどれか1つになって、自分の惑星を守りながら、他の種族の惑星に植民していって、最初に5つの植民地を作ったプレイヤーの勝利です。手番順に他の惑星に進出し、戦闘はお互いの宇宙船の数と攻撃カードを足した数字を比べることで解決し、攻撃カードの代わりに交渉カードを出したりもできます。
そのシンプルさを混ぜっ返すのが各種族に1つずつある特殊能力。相手の戦闘カードを見てしまうとか、戦闘能力にプラス修正がつくとか、同じカードを何回でも使う、といった単純に戦闘に強い能力から、一定ターン経ったら自動的に勝つ、とか、自分の宇宙船が全部無くなったら勝つ、といった、他のプレイヤーとは全然違う方向を目指すような変な能力まで、物凄くバラエティ豊かで、ゲームを根底から覆すような強烈な能力が50種類もあるわけです。
この、プレイヤー毎に全然違う能力で戦うというのがこのゲームの個性です。ババ抜きと七並べとブラックジャックが戦っているような混沌としたプレイ感が面白いです。
また、選んだ種族によって遊び方が全然違ってくるため、種族の組み合わせを変えて何回も遊んでみたくなります。