完全にゲーマーズゲームって感じです。
いわゆる、いろんなゲームをやってる者がそれぞれのいい点悪い点を洗い直して焼きなおした感じのゲーム。
それゆえによく練られている感がすごくありますが、最初非常にわかりにくく、分かってる者からの説明では分かりやすくできる感じはあるのだけど、このゲームを初めて手に入れてゲームをやろうとするとルールブックのミスも厄介なれどかなりの難易度を感じると言いますか。
まずテキスト理解の難易度に関して。
エラッタは出てるけど、いきなり「調査」とかなり重要なところで間違ってるのでいきなり混乱させられる。
個人的に「植民地」と「開拓」はイメージに合わず混乱をきたしたけど、それを踏まえればわかりやすいかもしれない。
でも一番戸惑うのがテクノロジーカードの扱いで、「テクノロジーカード(永続以外)は使うとアクションのときに有用な効果を持ち、複数のシンボルを持つ役に立つカード」などという根本的なカードの説明がないので、自信が持てなくて混乱させられるのです。
このあたり例の一つでも乗せてほしかった感じ。
そうそう生産については資源の種類の意味合いが非常に薄いのもなんだかな感。高次のテクノロジーカードでやっと意味があるという感じだけど…。
ドミニオン型と喧伝されたりしてますが、どちらかというとレースフォーザギャラクシーっぽさを感じます。まあ生産消費はプエルトリコ系をやったことあれば経験済みな稼ぎ方だと思いますけどね。最初から計画を立てるべきである感じはプエルトリコっぽさの方が強いかも。
その他の弱点。
ゲームの終了が単純に遠いので、ドミニオン、レースほどの軽さはない点は自分には大きな弱点。普通に考えて絶対に30分以上はかかるゲームでそれを短縮するのは難しそう。で、けっこう単調なので途中で飽きる感じが……。
惑星と入植カードなど狭い机ではできるゲームではなく、一人当たりそれなりの面積が必要。
いわゆるソロプレイ感!ってやつをけっこう味わいがちかも知れない。
そして何よりカードの質!シャッフルを頻繁にやるゲームなのにこのカードの質はない。ためしに少しシャッフルしただけでもう周囲は削れて白くなるレベル。それがいやなら即スリーブに入れる必要あり。
以上、挙げられる弱点は全部挙げてみた。
個人的には手に入れた者が理解しやすいか否かと、カードの質が巨大な弱点ではあった。
じゃあゲームを始めてみるとだけど、これがまさにゲーマーズ〜だと思った点で、他のゲームの様々ないい点や改良点がピリリと効いている感じのところに好感が持てる。スタートプレイヤーの決定とゲーム終了時の処理などは非常に合理的な組み合わせだし、初期惑星の差別化もうまくいっている。「これは7wondersの影響かなー」とか思わせたり、支配チップの色分けと使い方などぶっちゃけ感心しきり。さらにドミニオンなどのある程度の熟練者ならわかるカード除外を最初から使えるあたりも非常に至れり尽くせり。
他者へはいい影響しか与えないので如何に効率的に点数を稼ぐか、ということに重点が置かれているので攻撃性がないのは善し悪しかな。
ともかく何より、買って何より驚くのが戦闘機トークンでして、これは絶賛。
ゲーム的に勝利を目指すための各種戦略、勝ち筋はそろっているようだ。
最初はテクノロジーカード選択には悩まされ、あとはトリッキーな作戦があるかどうかだけど終了条件がネックじゃないかな。
妙に中盤が長い気がするけど、かなりいい線行ったゲームだとは思います。他者の軍事無双とかおおお!と驚いたりもしたり。
個人的な感想としてはでも、ドミニオンの堅実なゲームとレースの妙なわくわく感の方が好きかな。
ソロプレイ感てこの界隈ではかなり厳しい批判なのだけど、邪魔することなく人がやりたいことにただ便乗するだけ感が強いので、多分この批判が当てはまる人は多い感じなんだよねぇ。
ちなみに一人プレイでやっても、このゲームの本質の半分ぐらいしか理解できません。「ブースト」と「対抗」があるかで全然違う。
そうそう片づけは比較的簡単です。初期惑星と早見表カードが敷居に機能する点も見事。
以上すごく外形的に説明したけど、けっこう言いたくなる感じのゲームだと思うなぁ。
2012年3/2
うーん…やっぱり途中だれる……評価下げました。