マイキー脱退と聞いたときには解散か?とヒヤリとしましたが・・・このたび無事にアルバムが発売されました。
この脱退劇を経ても2年ごとのペースを維持できるってすごいですね(笑)
さて新譜ですが、まずぐっとメタル色が薄れ、伊藤政則の言葉を借りるなら透明感ある分離の良い音づくりのおかげでアルバム全体がずいぶんとすっきりした印象です。特にジョーダンは多彩な音使いと持ち前のテクニックでいつも以上にバンドに貢献しています。あと、マイアングのプレイもきっちりと聞こえるのは素直に嬉しいです
さらに、ペトルーシが「ラブリエの良さを活かしたソングライティングを心がけた」というだけあって、近年のアルバムの中でも歌メロは屈指の美しさではないでしょうか。7、9のようなバラードはもちろん、5、6、8のような長尺曲でも歌心あるボーカルがそこかしこで聞くことができます・・・こんなにラブリエのボーカルを素直に堪能できたのも久しぶりな気がします。やるじゃんラブリエ&ペトルーシ!
もう一つ特筆すべきことは、ヘヴィな要素が減った一方で、プレイや曲展開に関してはむしろいつも以上にプログレッシヴだということです。聞き込みに堪えうる重厚さあってこそDTのアルバムですが、今作はヘヴィネスではなく楽曲、アルバムの密度がそれを生み出しています。ぜひ何度も何度もリピートして聞き込むことをオススメします
おおむねアルバムのできには満足ですが、一つ不満を挙げるともう少しドラムの主張があってもいいかな、ということですかね。まあ今の段階ですぐにそれを望むのは酷ですかね
こんなに充実した音楽を家でゆっくり聞けるなんて、DTファンだからこそできる贅沢ですよ。往年のファンも新規の方も満足のいくアルバムではないでしょうか。オススメです
追記:DVDも編集、字幕含め非常にいい出来でした。ファンは必見ですよ!