前作は該当作品のレビューにもあるとおり、ちょっとなんだかなぁ感の漂う所が多々ありましたが、今回はとても上手くまとまっていると思います。
たまに都合の良すぎる展開もあるような気もしますが、それを気にさせることのない文章で、楽しく読むことが出来ました。
そして何より本作の舞台はメガロス皇国。
かの腹黒殿下が色んな顔を見せてくれます。
紆余曲折を経て、あそこに落ち着くとは…まぁ予想し得ないけれど期待は裏切らないってところでしょうか。
殿下の出番が多い為、褐色の某氏は出番が少ないですけれど、主人公の心に寄り添う演出が随所で成されていて、良い役どころだったと思います。
このように、前作と比して大いに楽しめる作品になっている本作ですが、一つだけ……
なんで挿絵はああなっちゃったんでしょう。
目の、瞳孔の辺りの表現が…正直どうかと思う。
挿絵に関しては前作の方が断然良かったです………描き方を戻してくれませんかねぇ。
あ、あと殿下の甥がとってもいい子でした。
終わり方の衝撃については、賛否両論あろうかと思いますが…まぁ次作が楽しみな感じです。