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アヴェンジャー〈下〉 (角川文庫)
 
 

アヴェンジャー〈下〉 (角川文庫) [文庫]

フレデリック フォーサイス , Frederick Forsyth , 篠原 慎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

戦争とテロのすべてを描ききった、8年ぶり、円熟の軍事スリラー!
早速、仕事に取りかかるデクスターだが、なぜかCIAも同じ男を追っていた。一人の男の行方をめぐって、両者の激しい攻防が続く。そして、時計の針は着々と2001年9月11日へと進んで行く。

内容(「BOOK」データベースより)

エドモンドはかつての戦友の上院議員を通じてCIAにも問い合わせるが、犯人の所在は入念に秘匿されていた。青年虐殺の容疑で行方を追われるこの男こそ、ビン・ラディン逮捕計画のキーマンなのだ。その時がくるまで、必ず安全に泳がせ続けねばならない…。そして、アヴェンジャーとCIA捜査官の命運は、男が隠棲する南米の地で、遂にクロスする―。戦争に彩られた半世紀を描ききった、軍事スリラーの傑作。

登録情報

  • 文庫: 286ページ
  • 出版社: 角川書店 (2008/3/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4042537251
  • ISBN-13: 978-4042537250
  • 発売日: 2008/3/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 175,739位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
ボスニアで惨殺されたアメリカ青年にたいする復讐を請け負った「アヴェンジャー」というコードネームの元軍人の話と思って読み進んでいくと、途中からCIAの対オサマ・ビン・ラディン殺害作戦がからんでくるまことに面白いストーリーである。「アヴェンジャー」のセルビア人悪党ゾラン・ジリチを捕まえる作戦が精緻この上もなくおもしろい。ベトナム・ボスニア等における悲惨な政情、テロリズムに対する考察など著者一流の観察(裕福なインテリの憎悪がテロを引き起こす)も参考になった。ストーリーの組立は精密に構築された建築のようで、謎解きの要素もあるので、休日に一気に読むことをお勧めする。
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不幸中の幸い 2011/5/17
形式:文庫
人を殺す現場にいる軍人。調べることのプロの記者。その両方の職業経歴を持つフォーサイスだから書ける小説。フォーサイスで一冊、と尋ねられたら、私はこの本を推します。

旧ユーゴ紛争で何があったかを示す映画や本は、今でこそ沢山出て来たが、その中でもフォーサイスは、一番早かったのではないか。そこに同じヨーロッパ人の責任と記者魂を感じます。

この小説では、復讐劇が静かに淡々と書き綴られて行きますが、それがかえって、これはユーゴ紛争の極一部です、と作者が言っているような気がする。

私自身、日本で開催されたユーゴ紛争の報告会で、国連で働いた人から、この小説の冒頭シーンとそっくりの話を聞いた。また、外国のツアー会社が人を撃ってみたい人を募って紛争地に連れて行く話や、EU製の武器が供与され同じEUの人の命を奪っている話など映画としてその後幾つも出てきた。人は戦争ではそこまで堕ちるのだと。

私は、フォーサイスが私たちと同じ時代に生きてくれて、彼の本から戦争とは何かを教われることが凄くラッキーだと思う。
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形式:文庫
これは面白い。状況設定に無理がなく、復讐譚ながら後味もよい。
フォーサイスというと、リアリティを出すためか、登場人物や物語の背景説明が長く細かくて閉口することも多いのだけれど、この小説の場合はほどほどで収まっている。
「ジャッカルの日」「オデッサファイル」のフォーサイスに戻った感がある。快作。
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