内容のわりに値段が高すぎます。という訳で、私もアヴァール(笑)してやろうと、「もう読まない」と部屋の隅にほっぽり投げていたものを、友人から半額の値段で買い取りました。
しかしこの内容でこの厚みなら、500円代が妥当じゃないでしょうか?
とりあえず作画レベルが酷すぎます。素人がふざけて描いたんじゃないかと思うほど、「汚い手抜き」をしてるのが気になりました。
エッセイ漫画はある程度、手抜きが許されるものなのですが、最低限、文字を読みやすく書いたり、人物を特徴的に描いたりということをしなければならないと感じます。
しかし、その最低限のラインをも下回ってる画力なので、本当に、表紙とのギャップには脱力します。柴咲コウが化粧取ったらゴキブリになっちゃった、っていうレベルのギャップでして、本当に、本当に、悲鳴を上げたいくらいの驚きでした。
他のレビューの方も言っておられましたが、内容はまさに、「パートのおばちゃんの愚痴」です。
中には、「自分より入浴できる環境にいたのに、弱音を吐く被災者」に作者が苛立ちを感じている描写もありますが、ただ要領が悪いがために年がら年中不潔でいる人が被災者に苛立つ理由がわかりません。
より深刻な被害に遭われた被災者に対しての悲しみや愛情、というものは一切書かれず。ただ自分だけが可哀相で、自分の為にだけ泣いてるような作家さんであるようです。
本人のツイッターもちょっと覗きましたが、怨みがましい呟きが句読点もなく綴られていて、ちょっと笑ってしまいました。フォロワーの多くは、それを笑う為にフォローしてるとしか思えません。
本を手に取った人が増える=ファンが増える、と捉えると、ファンがたくさんいるように見えるのですが、この人の場合は「何だこの人は」と思う人を増やす一方なんじゃないでしょうか。
本当に純粋な人や、見る目のある人は、こういう作家さんはまず好きにならないと思います。
道徳的に見てもエンタメ的に見ても、読む価値のない一冊です。