著書で紹介されており、著者の研究への協力者である川下氏は、北海道のアンモナイト研究では広く名前を知られた人である。したがって、著書に掲載されているアンモナイトの図版は種類が豊富であり、細部までその特徴がよくわかるものである。また、図版のみでなく、「アンモナイト学」という著書名にふさわしい学術的な記述も充実しており、その内容はアマチュア研究家でもわかる程度の難易度である。さらに求めやすい価格も、うれしい。ただ、限られたページの中で紹介しきれなかった種類もあり、続編がでるのであれば是非掲載していただきたいものである。