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アンネ・フランクの記憶 (角川文庫)
 
 

アンネ・フランクの記憶 (角川文庫) [文庫]

小川 洋子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「アンネの日記」に深い関心を寄せてきた著者が、そのゆかりの人と土地をたずねて書き下ろした、初のノンフィクション。極限におかれた人間の尊厳・信頼・愛を描き出し、魂からのゆさぶりをもたらす真実の一冊。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

十代のはじめ『アンネの日記』によって言葉が自分を表現することに心ゆさぶられ、作家への道を志した小川洋子が、長年の感慨をこめてアンネの足跡をたどる旅に出た。命がけで物資を運びフランク家の隠れ家生活を気丈に支えたミープさんや無二の親友ジャクリーヌさんら老齢の今も美しく、真の魅力を放つ女性たちと語り、生家→隠れ家→アウシュヴィッツへとたずねていく―。アンネの心の内側にふれ、極限におかれた人間の、葛藤、尊厳、信頼、愛の形を浮き彫りにした感動のノンフィクション。

登録情報

  • 文庫: 269ページ
  • 出版社: 角川書店 (1998/11)
  • ISBN-10: 4043410034
  • ISBN-13: 978-4043410033
  • 発売日: 1998/11
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 14,787位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
32 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
2003/3/21
By "u-b"
形式:文庫
アンネの日記が実際に書かれたものだと知っていても、どこかで本の中の出来事としか思っていなかった。それが今回この本を読んで、アンネを実際に知る人や彼女が住んでいた場所などを小川さんが巡って行くのを読み、徐々にアンネは実在していたんだという当たり前の事を実感した。アンネが生きていれば今年(2003年)の6月に74歳になる。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Rumiko トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
アンネの日記を幼いころ読み、再び読み返すことはなかったが、
本作を読んで、再び読み返そうと思った。

アンネの文学的才能に敬意を表し、彼女の死を心から
悼んでいる小川洋子が、アンネの記憶をたどる旅をする。

アムスにある一家の隠れ家、ドイツの生家、
アウシュビッツ…
また、旅の途中では、生前のアンネを知る貴重な人々に
インタビューをする。アンネの親友、そしてアンネ一家の隠れ家での
生活を支えた婦人。

小川洋子の視点から語られたその記憶全ては、美しく、生き生きとして、
またとてつもなく悲しい。ところどころで感じる静寂さの中に、
かつて生きていた人々の息遣いまでもが聞こえてきそうなほど。

読んでいる間、著者とともに旅をしていたような気分に。
そしてその導き手が小川洋子であったことに、心から感謝。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Dolly the Cat トップ50レビュアー
形式:文庫
「沈黙博物館」では、主人公の青年の数少ない持ち物に、「アンネの日記」が入っていたことがいつまでも忘れられない。それほど作者が入れ込んでいるアンネの足跡を辿る旅が、慎重に選ばれた言葉で、丁寧に大切に描かれてゆく。アンネゆかりの品や場所、人々との出会いには、こちらの神経までぴりぴりと刺されるような、痛いほどの緊張感があふれている。

なかでも感動したのはアウシュヴッツを訪ねた直後のタクシーで、小川さんが空腹を感じてチョコをほおばったというくだり。そこに、この作家の懐の大きさと力量を見たように思った。
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