グレタ・ガルボ作品をはじめてみました!美しいし、演技もなかなかだなー、と思いました。
このアンナ・カレーニナの原作を読んだのですが、私が原作から想像したアンナはガルボのような姿ではありませんでした。が、長編をよくまとめてあると思います。
原作を読まないと私も分からなかったと思うのですが、アンナの夫は自己保身ばかり考えていますけれども、男性は体裁やプライドがとても大切な弱い生き物です。まして、地位があって社交界や仕事など年中いろんな人と顔を合わせる環境なら、奥さんがほかの男と恋に落ちたら、顔から火が出そう!でしょう。
それでも、度量のある男なら、じっと泰然と構えて、妻がまた戻ってくるのを待つわけですが、カレーニン氏は気が小さくてとてもそんなことは出来なかったんだと思います。
アンナは息子をそんなに愛しているなら、簡単に男に走るべきではなかったと思います。
ヴロンスキーは、アンナに息子を捨てさせるのは酷だ、ということに気を回せない、浅はかな男だと思います。
ところで、このように私は登場人物がみんな人間的に浅はかだと思うのですが、その人たちは上流階級で、そんな人たちのくだらない遊びに、使用人たちは仕えているのです・・・軍人達の酔っ払い行進にずっと付き合って酒を注いでいる給仕たち、や、お風呂で葉っぱで洗ってあげてる風呂男たち。仕事とはいえ、こういう仕事は・・・私ならいつかやめたい、と思います。階級社会って、そういうところがひどい!と感じました。