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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大好きな1本です。,
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レビュー対象商品: アンナと王様〈特別編〉 [DVD] (DVD)
宮廷教師としてシャム王国に招かれた英国人女性。知的で厳しく、そして優しい教師ではあるが、言動の端々に「英国」のプライドと「野蛮国」への偏見を感じさせる。 一方で、彼女をシャムに招いた、国と家族を心から愛する王様。 西洋に学ぶことで、国政の改革を視野に入れた「進歩」を得たいと考えているものの、自分自身もなかなか自国の伝統的・文化的束縛から抜け出せず、また「国王」であるがゆえの傲慢さも隠し切れない。 国も文化も立場も違うそんな二人が、互いの考えと想いをぶつけ合うことで理解しあっていく。 そしてアンナと王様の物語が展開される背後で、少しずつ忍び寄る動乱の影。 ・・・こう書くと、ホントにベタな物語ですね。 それがどうしてこんなに面白いのかと考えれば、その理由はこの映画の全体的な「キレイさ」だと思う。 人間的に清潔感がある主要な登場人物たち。 長いストーリーだけど無駄なエピソードがほとんどない、かといって「詰め込み」感も無い。 「会話」のセンスがよく、台本自体がかなり洗練されてる感じ。 映像の美しさは言うまでもなく、なによりアンナと王様、2人の「距離感」が素晴らしい。 そしてそして、アンナの想いを歌い上げるエンディングソングが切ない感動を呼ぶ。 癖の無い映画が好きな人にお薦めです。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
一度だけ、名前を呼ぶ。,
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レビュー対象商品: アンナと王様〈特別編〉 [DVD] (DVD)
数々の少女マンガや物語にありがちな民に支持される王が異国もしくは異世界の女性の知恵や 自分にひれふさない態度に惹かれ、 異世界の女もまた、権力を持ちながらもやさしく器量の大きな王に惹かれてゆく。 そんなモチーフだとはわかっていた。 わかっていた。が。古典的、ありがちな話というものは それだけウケがいいということでもあり。 描き方によっては陳腐と言わざるを得ないものになりえる。 そんな斜めに見ていたのですが ジョディフォスターの青い 青い瞳がまたキレイで キレイで。 王に対して気の強い振る舞いに見ているこちらがハラハラ。 郷に入っては郷に従え。よ!なんて思いながら見つつ 中盤のダンスシーンのジョディフォスターにはときめき、 終盤戦いのシーンにはうかつにもドキドキさせられ 息を飲み、アンナの知恵、王の愛国心と勇気に感心させられました。 実は戦いの不利さに王の惨敗を感じ、それを見たくないがために 映像早送りしそうになりつつ最後まで見届けた。 バンコクの熱、鮮やかな色。 その中にいるジョディーフォスターのたたずまいはとても浮いていましたが そこにいながらもその国の風習、歴史、政治とは かけ離れた場所に彼女の意思、価値観があることがよく伝わりました。 物語の中で、アンナと王の人として相手を尊び、敬う絆は 確かにひとつの国を救ったかもしれないけれど 第一夫人が王に向ける視線や 想いを残したまま側室になった女性とその恋人の結末は 一度昇華されたように見えただけに、想いをはせると切ない。 しかし、一度だけ「アンナ」と字幕で出たときは それ以上にぞくーっとしたものです。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
家庭教師と国王の心のやり取り,
By silversnufkin "snufkin" (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アンナと王様〈特別編〉 [DVD] (DVD)
映画の中で2度、アンナと国王がダンスをするシーンがあります。どちらも美しく心に残る名場面です。 母国とは異なる文化・習慣に戸惑い、衝突しながらも、自らの信念を貫き、王に対しても物怖じせずに意見をぶつける英国人家庭教師をジョディー・フォスターが名演しています。それにしても、「強く美しい女性」を演じることに関しては、彼女はNo. 1だと思います。 この映画でも、2年ほど前に夫を亡くした未亡人という設定で、なんだかシングルマザーといった設定が多い気もしますが、これも彼女が感じさせる芯の強さ、のせいかもしれませんね。 奴隷制や帝国主義の矛盾も感じますが、そういうことよりもアンナと国王の心のやり取りが美しい映画です。そして、たった一度だけ、国王がアンナを名前で呼ぶシーンがあります。その一言で、アンナへの愛を表すことができるんですね。すごく洗練された大人の表現だと思いませんか?この映画の魅力はこの王のセリフといっても過言ではありません。
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