カバー曰く「人工知能ロボットを誕生させるまでの簡単な20のステップ」。帯曰く「とにかく読み始めたらページを繰る手が止まらない!(by瀬名秀明)」。で、このかわいいロボット「ルーシー」のカバーに惹かれて読み始めましたが、当たり前なんですけど「簡単な」はずはない。人間の脳の構造。機能。あらゆることが謎だらけだが、人工知能開発に取り組む著者の研究はとりもなおさず人間ってどんな生き物かを解き明かす試み。大脳生理学・認知学の先端の記述はわたしのような文系クンには少々つらい。瀬名さん(パラサイト・イブの)も解説で書いてるように結論の部分を敢えて曖昧に書く著者のスタイルも本書を一般読者にわかりづらくしているように思います。とにかく電車のなかで読むような軽い本ではなく、この分野に興味ある方はじっくり腰をすえて読まれることをおすすめします。わたしは正直半分も理解できなかった。部分的に面白いところはあったのですが。視覚機能とか。