内容(「MARC」データベースより)
パスカルの幼少時代とも比べられた類い稀な才能を持つ天才数学者、アンドレ・ヴェイユの自伝。20世紀を生き抜いた一知識人の修業時代の記録であると同時に、人間観察の書。94年刊の増補新版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヴェイユ,アンドレ
1906年パリ生まれ。1998年プリンストンにて永眠。享年92歳。20世紀を代表する。天才的な数学者の一人。16歳でフランスの最高学府エコール・ノルマルに入学を許され、数学を専攻。19歳という異例の若さで教授資格試験にトップで合格。22歳でPh.D.を取得。このときに証明した定理はモーデル‐ヴェイユの定理。24歳のとき、インドへの関心からアリーガル大教授となり、数学教育の傍ら、インド哲学の造詣を深める。帰仏後、ストラスブール大教授となり、H.カルタン等と数学者集団ブルバキを結成。第二次世界大戦中は、兵役を拒否し、スパイ容疑で死刑囚となるが、苦難の末アメリカに逃れた。サンパウロ大、シカゴ大の教授を歴任した後、プリンストン高等研究所教授となる。代数学、整数論、位相群論、代数幾何学において数多くの先覚的な業績を築き、主著に三部作『代数幾何学の基礎』(1946)、『アーベル多様体と代数曲線』(1948)、『代数曲線とそれに関連する多様体』(1948)がある。1994年稲盛財団より京都賞基礎科学部門受賞
稲葉 延子
1950年京都市に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科博士課程でフランス文学を専攻。カリタス女子短期大学言語文化学科教授。Association pour l’Etude de la Pens´ee de Simone WEIL会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)