ロビン・ウィリアムズ。
間違いなく名優の一人だと思う。
「いまを生きる」の熱血教師役での抑えた演技は秀逸だったし、「グッドモーニング・ベトナム」での従軍DJ役は、彼の才能を最大限に発揮させる作品であったと思う。
子供と過ごすために女装するおやじの役とか、サイコサスペンスの悪役とか、作品と役どころを選んでいるとはとても思えず、演技の幅はとても広いのだが「ロボット」とは。
ロボットスーツを着て演技したという記事を読んだ記憶があり、アンドリュー登場時から彼が演技しているとしたら、彼の演技力は「異常」だ。
ロボットの演技を評価しようにも、実際のロボットの動きといえばアシモのレベルしか見たことはないわけだから、適切かどうかは判断できないのではあるが。
ただ、ロビン・ウィリアムズの演じる人型ロボットの動きは、見るものがイメージするロボットの動きを損ねるものではないと思う。
131分と比較的長い作品であるが、「人とは?」という「根源」を突くテーマを、上質のユーモアで仕上げた作品であり、冗長さを感じるところはなかった。
「シンドラーのリスト」のエンベス・デイヴィッツ、「評決の時」「三銃士」の一流バイ・プレイヤーであるオリヴァー・プラット、「ジュラシック・パーク」のサム・ニールと回りも渋めの役者さんばかりで、演技で違和感を覚えるところはない。
小さい頃の"リトル・ミス"アマンダを演じるハリー・ケイト・アイゼンバーグ。
なかなか可愛らしい上に演技も上手いのだが、その後サリー・フィールド監督の「ビューティフル」に出たくらいで、見かけなくなった。
残念ではある。