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アンチ・ハウス
 
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アンチ・ハウス [単行本]

森 博嗣 , 阿竹 克人
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

つまりは、「アンチ」である。まず、基本的に反発しよう。それが近道だ。どれでもない、どこにもない、と考えていけば、自分の家になる。天の邪鬼な方法論だが、それが自分の空間を探す最も簡単な作為だと思える。無駄なことを排除し、同時に、もっと別の無駄なことを取り入れる。誰にも評価されないようなところに頭と金を使う。結局のところ、「住宅の価値」とは、その家の「主人の価値」なのである。

内容(「MARC」データベースより)

自分のガレージを建てるのが長年の夢だった。実際にプロジェクトが動きだしたら、次から次へと面白いトラブルが発生…。ガレージの設計者である阿竹と施主森とのメールを軸に、時系列で物語風に構成したガレージ建設の顛末記。

登録情報

  • 単行本: 309ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2003/6/26)
  • ISBN-10: 4120034062
  • ISBN-13: 978-4120034060
  • 発売日: 2003/6/26
  • 商品パッケージの寸法: 21.2 x 15.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 461,327位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

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最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 何に価値を見いだすべきか 2003/7/3
形式:単行本
私は森さんのミステリィやエッセイに現れる彼の哲学が大好きなものですから、森さんが何を大切にし、何に価値を見いだしているかを改めて知ることのできるこの本には、待ってましたの★5です。

自分のガレージを建てるのを長年夢見ていた森さんが、土地を買い、貯金もため、趣味の模型やコレクションに占拠される書斎に根をあげ、満を持して、ガレージ建設に取り組むことになりました。彼が欲しいのは、車を格納するだけのガレージではなく、趣味の工作ができ、模型飛行機が飾れ、作家としての執筆活動もでき、そのうえで車を風雨に晒さずにすむ、趣味のための建物です。昨今の住宅雑誌やカタログに見目麗しく登場する、とってつけたような最大公約数としての「ハウス」には興味はない、という意味において、「アンチ・ハウス」でもあります。個性的な作風を持つ同僚の建築家(阿竹さん)に、設計と施工管理を依頼します。

森さんは、設計の実績がないとはいえ建築士の資格を持っているし、お父様も工務店を営んでいる。勤務先は大学の建築系研究室だし、建築学会にも所属する。専門的な知識には事欠かない。そんな彼が最もこだわったのは、風致地区の形骸化されたルールに異を唱えることと、予算の倍以上にふくれあがったコストを抑えること。役所や設計者を向こうに回し、大切なことは何であるかを問いかけ、最適化することを求める、不器用なまでに揺るがない森さんが顔を出します。何にお金を払うべきか。何に価値を見いだすべきか。曰く、「結局のところ、“住宅の価値”とは、その家の“主人の価値”なのである」

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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 月白
形式:単行本
 この本はいわゆる『森ミステリィ』ではない。
 
 ―個人としての森博嗣氏が1つの新しい建物を製作、創造する過程を事細かに綴った『森記録集』である。

 内容として>施工主:森氏と、建築家:阿竹氏の間の電子メールの上の会話記録/製作過程における各々の時点での思考や意見を綴った記録/ガレージ製作部レポートと銘打った写真付の行動、製作等の過程記録/等がメインとなって収録されている。

 ドキュメントとしてはかなり面白く、それぞれの分野のプロフェッショナルな意見の応酬はとても興味深く読むことが出来る。
 自信をもっておすすめします!

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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 森は「趣味」で読め! 2003/8/24
By TH
形式:単行本
森博嗣は趣味が良い。ちょっとぐらい悪趣味が混ざっていた方が小説家としては続く。けれど、彼はビジネスで小説を書くと割り切っていて、そのお金を自分の趣味に使うと決めて書いていた。だから、この本を読んだとき、ようやく一つの区切りがついたのだと知って、良かったと思った。

その趣味のよさが良く出ているのは、やはりその日記であり、そしてこうした「趣味」の本である。その意味で、ぜひとも読んでほしい。中島義道にも通じる、自分の世界を守るアクションがこの本には息づいている。

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