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アンチ・オイディプス
 
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アンチ・オイディプス [単行本]

市倉 宏祐 , ジル ドゥルーズ , フェリックス ガタリ
5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 5,670 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

流動する現代社会のダイナミズムを統一的にとらえる革命的理論!マルクスの経済学フロイトの精神分析を批判的に乗り超え、文化総体の革新を目指すポスト・モダンの思想!待望の完訳!

登録情報

  • 単行本: 545ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (1986/05)
  • ISBN-10: 4309240828
  • ISBN-13: 978-4309240824
  • 発売日: 1986/05
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.4 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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By カスタマー
形式:単行本
浅田彰氏の『構造と力』がドゥルーズを紹介した頃、ほとんどの書物は訳されていなかった。程なく上梓されたこの書はそういう意味で、先駆けて独特な概念の訳語を提示した経緯がある。たとえば土地化という訳語は現在ではほとんど領土化と訳されているのだが、土地機械に登記の働きがある以上本書においては、単純に領土とは訳しきれない側面を反映したものとおもわれる。今や同定したかに見える概念の訳語を反省的にとらえる意味でも本書の提示する訳語には、新鮮さがある。文法的に誤まっているというのは恐ろしくデマにすぎないが、語感のムードだけに引き寄せられ、文学作品のように自由な創作的解釈で訳した翻訳を正しいとするお洒落文体家の一部には、いたく不評なようである。日本語としての完成度からいうと、文意を極めて明確に際立たせて整理されており読みやすい。第23回の日本翻訳文化賞受賞が本書に冠せられていないとしても、精密な解釈を背景にした翻訳は、原著の魅力をうまく伝えているといえるだろう。パスカル、イポリットのヘーゲル、サルトルを長年研究してきた翻訳者であるからこそ、流行に流されない、この思想のもたらす真の新しさをうけとめていると考えられる。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
時々私のところへ吉外がプリントアウトしたものを送りつけてきたりするが、これはだいたいそんな感じのもの。別に市倉の訳が悪いんじゃなくて、誰が訳したってこんなものまともに読めるはずがないくらい支離滅裂である。たぶんドゥルーズって吉…。
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11 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 社会構造が変動するにも、ロボットのメカニズムが作動するにも、生命が動くにもエネルギーがいる。
 もっとも、社会構造の変動には方向付けられた力が働いているし、ロボットも、生命もてんでバラバラな動きをしているわけではない。
 ただ、社会構造の変革はゆっくりとして見えないところがある。ロボットの中身もああ、動いているなということで、構造的にはよくわかっていない。生命の構造もそのシステムもわからなくても、ともかく生きているなといふうに、ふつうは見ているに過ぎない。
 しかし、これをいったん、エネルギーだけの視点で見ると、社会には分裂病理に近い特質がどこかに潜み、それがエネルギーを発生させ社会を動かしているようだ。それはロボットには燃料供給システムがあって、電力を動力にかえる転換システムがあったり、ガソリンを内燃機関で動力変換するように。また、生命なら口に入れたものを消化して細胞で動力に変換するようにである。
 社会は家庭という細胞システムによってなりたち、この家庭が、そうだ分裂病理に近い特質をもつところのすなわち未来へ投資させる社会に、投げたされている限り、オディプス化する。いや、それだけではない、会社の出世機構だって、宗教団体のヒエラルキーだって、科学の発展だってみんなそうなっている。
 また逆にオディプス三角のエネルギーは、社会構造を次々に作り変え、未来を刷新する力となる。社会構造はこのエネルギーを得て社会機械となり作動する。
 高度資本主義はこうして、各各織成す個々オディプス三角の細胞的に、刷新しては活動するエネルギーを借りて、資本の蓄積を未来へと投資させ、個々細胞には注意払わない生き物のように活動を始める。
 ということで、現代社会は今をしっかり生きなさいというわけにはいかない社会であり、未来を良くしようとして、受験受験においまくられて青春をつぶしつつ、その後も就職難でヘロヘロになって、使い古されて社会のいち細胞と化して死んでゆく、原因は分裂病理的未来志向型の狂気のエネルギーを使った社会機械のせいなのだ。それは官僚機構も要請し、市場も要請している。パソコンだって、文書を手早く楽に作成できるようにと発明され利用されていたのに、官僚機構はPC技術修得に「級」なんてものを設けて、試験化させる。そして、やたらと文書が多くなり、仕事が減らず、「パソコンのおかげで仕事が増えた」という始末だ。こんな倒錯は巷で行われ、我々は狂気を狂気と思わず普通に慣らされている。
 本書はともかくも、書いてあることが良く判らない感じがするが、上記のような感覚で読もうとすれば、読めなくもない内容です。
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