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システム開発において「こうあるべきだ」というセオリーがデザインパターンであるのに対し、「こうあってはならない」のがアンチパターンだ。本書は、システム開発から導入までのさまざまなフェーズにおけるアンチパターンを解説すると同時に、それらのアンチパターンが発生する背景に至るまでを分析する。
とはいえ、決して堅苦しい内容ではない。むしろ、ある種娯楽としても読めてしまうほどサービス精神にあふれた内容となっている。アンチパターンの根本原因を「無精(Sloth)」、「強欲(Avarice)」といった、キリスト教の7つの大罪になぞらえていたり、各アンチパターンの名称についても「肥満児」、「溶岩流」、「地雷原」、「暗室栽培」と、特徴をとらえたユーモラスなネーミングが付されたりしている。これは訳者の手腕によるところも大きいのだろう。
本書は大きく分けて「アンチパターン入門」、「アンチパターン本論」、「まとめと参考資料」の3部から構成される。核となるのは実際に各アンチパターンを紹介していく「アンチパターン本論」だが、ここではソフトウェア開発、ソフトウェアのアーキテクチャ、プロジェクト管理の各フェーズに分けることで、体系的に紹介すると共に、あらゆる局面でアンチパターンが発生しうることを暗示している。各アンチパターンは名前、別名、頻出スケール、再構想解の名前、再構想解のタイプ、根本原因、対応不全の圧力、挿話証拠によって記述される。その科学的な分析は、内容を明快にすると同時に昆虫図鑑を見ているかのような愉快な錯覚を読者に与える。
楽しみながら読み進めていくと、ここで紹介されたアンチパターンがいずれも自分のプロジェクトに起こり得ることに気づくだろう。そして、開発過程を思い返し、再確認を行うときにも役立つ。娯楽性と有用性を兼ね備えた好著だ。(大脇太一)
出版社/著者からの内容紹介
◆話題の「アンチパターン」の原典。◆
ソフトウェアの開発/導入の障害となる様々なアンチパターンについて、その原因、症状、結果を明らかにし、その解決策を提示。 ソフトウェア開発者から、個々のプログラマ、プロジェクトの立案、実行に携わるビジネスマンにとって最適の1冊。
担当編集者より
「アンチパターン」とは、ソフトウェアの開発/導入の障害となる否定的なパターンのことです。
ソフトウェアプロジェクトを成功させるためには、このアンチパターンを回避するか、すでにアンチパターンにはまっている場合は、その解決策を講じなければなりません。
本書は、アンチパターンの発見者である著者たちが書き下ろした、文字通りのアンチパターンの『原典』です。様々なアンチパターンについて、その原因、症状、結果を明らかにし、各アンチパターンに対する解決策を示しています。 ソフトウェア開発者から、個々のプログラマ、さらに様々なプロジェクトの立案、実行に携わるビジネスマンにとって、最適の1冊です。
【技術書翻訳名著シリーズ】
ソフトウェア開発のバイブル群! 弊社がこれまでに刊行した翻訳技術書の中から、長年読者から支持され続けている名著を厳選したのが、本シリーズです。移り変わりの激しいコンピュータ業界で、普遍性を保ち続ける定番をお届けします。ソフトウェア開発の上流から下流まで、入門書からエキスパート向けまで、技術者に求められる選りすぐりの情報がここにあります。
なお、本書は、1999年に弊社より刊行された『アンチパターン』を装いを改めて、新たに刊行したものです。
ソフトウェアの開発/導入の障害となる様々なアンチパターンについて、その原因、症状、結果を明らかにし、その解決策を提示。 ソフトウェア開発者から、個々のプログラマ、プロジェクトの立案、実行に携わるビジネスマンにとって最適の1冊。
担当編集者より
「アンチパターン」とは、ソフトウェアの開発/導入の障害となる否定的なパターンのことです。
ソフトウェアプロジェクトを成功させるためには、このアンチパターンを回避するか、すでにアンチパターンにはまっている場合は、その解決策を講じなければなりません。
本書は、アンチパターンの発見者である著者たちが書き下ろした、文字通りのアンチパターンの『原典』です。様々なアンチパターンについて、その原因、症状、結果を明らかにし、各アンチパターンに対する解決策を示しています。 ソフトウェア開発者から、個々のプログラマ、さらに様々なプロジェクトの立案、実行に携わるビジネスマンにとって、最適の1冊です。
【技術書翻訳名著シリーズ】
ソフトウェア開発のバイブル群! 弊社がこれまでに刊行した翻訳技術書の中から、長年読者から支持され続けている名著を厳選したのが、本シリーズです。移り変わりの激しいコンピュータ業界で、普遍性を保ち続ける定番をお届けします。ソフトウェア開発の上流から下流まで、入門書からエキスパート向けまで、技術者に求められる選りすぐりの情報がここにあります。
なお、本書は、1999年に弊社より刊行された『アンチパターン』を装いを改めて、新たに刊行したものです。
内容(「BOOK」データベースより)
本書はソフトウェア開発に関連したさまざまなアンチパターンを詳しく解説し、ソフトウェアの設計(デザイン)、アーキテクチャ、およびプロジェクト管理の各面に見られる多くのアンチパターンを、ユーモアに富んだ軽い文章で指摘する。
内容(「MARC」データベースより)
ソフトウェアプロジェクトを失敗へと導く「アンチパターン」とは? ソフトウェア技術やプロジェクトが抱える問題を摘出し、それらの解決策を示唆する。1999年刊の新装版。