登録情報
|
この商品にタグをつける(詳細)タグは、商品との関連性が非常に強いキーワードまたはラベルのようなものです。
タグにより、すべてのお客様がお気に入りの商品の整理と確認を行うことができます。 ※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら |
で、この本。森脇真美味の作品は以前からいくつか読んでいて、お話しとかよりも人間の描き方に関心していたりもするのだが、とにかくこの人は可愛げのない少年(犯罪とかなにか後ろめたいことをしていれば、なおさらいい!!)とか不器用な少女とかゴツイおっさんを描くのが好きらしいのだな。
たしかに、お話し造りもそれなりの作法をもっている人ではあるけど、人物の描き方のほうに断然味がある。
でも、この「アンダー」という作品は、けっこう本格的にSFを指向している都合もあってか、いつもとちょと趣が変わっていて、どっちらかというと、人物よりもお話しを語るための都合に重きを置いているきらいがある。こっちの感想としては「お。こういうのもできたんだ」みたいな軽い驚きがあった。
SF的な仕掛けについては、若干舌足らずな部分も正直感じるけど、それなりに結構を整えていて、まあ、辻褄はあっている。
でも、そっちに足をとられちゃったのか、どうも人物描写にいつもの「キレ」を感じなかった。「サラエ」なんか、いかにもこの人が描きそうな人物像なんだけども、いまいち生彩に欠ける感じ。
基本的にはいい出来だとは思うけど、そんなところがちょっと残念かな。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|