アマランス、ナイトレイジと3バンドを掛け持ちするオロフ・モルク<g>率いるシンフォニック・パワー・メタル・バンドの約5年ぶりの新作。今回は1st、2ndと続く「DRAGONLAND CHRONICLES 三部作」の最終章ということでRHAPSODY OF FIREやKAMELOTのようなストーリー性のあるコンセプト・アルバムになっています。バンド初期の頃のようながむしゃらなスピード感はありませんが、ミドルテンポ主体だった前作「ASTRONOMY」に比べ、#2、#4、#6、#7、#10と大幅に疾走曲が増えているのが嬉しい限り。シンフォニック度・ファンタジック度も増強!特にラプソばりの大仰なコーラスが高揚感たっぷりに迫ってくる#7は彼らの新たなキラーチューンでしょう。ヘナチョコ呼ばわりされていたVoも汚名返上とばかりに安定感のある歌唱を披露、音質の良さやシンフォニックなスケール感と相まって、この手のバンドとしては近年稀に見る完成度に仕上がっています。