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アンダスタンド・メイビー〈下〉
 
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アンダスタンド・メイビー〈下〉 [単行本]

島本 理生
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「どうか私だけの神様になって」ファインダーを通して見ていたのは誰の秘密なのか。デビュー10周年記念書き下ろし作品。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

島本 理生
1983年、東京生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年「リトル・バイ・リトル」で第25回野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 333ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2010/12)
  • ISBN-10: 4120041689
  • ISBN-13: 978-4120041686
  • 発売日: 2010/12
  • 商品の寸法: 19.6 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 好き嫌いは人それぞれ, 2011/8/2
レビュー対象商品: アンダスタンド・メイビー〈下〉 (単行本)
上巻は、学校での交友関係、異性関係をめぐるトラブルに始まり、最初は、「蹴りたい背中」みたいな感じかなと思っていたら、唐突にレイプの話とか出てきて、展開が変わる。ケータイ小説みたいなストーリーについていけないと思いつつ、下巻を読む。

下巻は、宗教とか幼児虐待とかを絡ませつつ、盛り沢山に展開します。
スラスラ読めて、退屈はしないけど、感性が合わないので、面白いとは言えない。
帯には、「どうか私だけの神様になって」とありますが、それがすべてを物語っている。
「私の神様じゃななかった」という感じで出てくると何それって感じで、興ざめしてしまう。

直木賞では9人中4人が評価していたそうですが、偉い先生はさすが感性が違うと実感した次第。
「下町ロケット」は面白さという点では文句ないので、まずはこちらかどうぞ。
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5つ星のうち 2.0 えー…どうしてー…, 2011/11/18
レビュー対象商品: アンダスタンド・メイビー〈下〉 (単行本)
上下巻をあわせて読んだが、物語序盤の風景描写が繊細で分かりやすい反面、後半は伏線の収拾に気を取られて主人公の経験する事実の列挙が続くばかりで最後は読むのが苦痛だった。
長編というのは最後に感動の波が押し寄せるものと思っていたため、あっけなさと話のまとまりの良さに『えー…どうしてー…』感が否めなかった。
読み手の問題を加味した上でも、やはり文章に一貫したテンポは純文学であろうと必要であると思うし、下巻途中までが素晴らしかっただけに残念。

買って読むことになる人が多いと思いますが、オチや結末に感動を求めたい方にはわざわざ買って読むまでもないです。おすすめできません。
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5つ星のうち 5.0 平明な言葉で書き抜かれた世界, 2011/11/12
レビュー対象商品: アンダスタンド・メイビー〈下〉 (単行本)
「午後になって雨があがった空は暮れかかって、黄金色の光に満ちた表参道の並木道は、蜂蜜を垂らした紅茶の中のようだった。」「同じだ。誰も彼も。私を、私の中に置き去りにする。」「もっと、もっともっと強いものがやって来て、私を粉々にしてしまえばいい。」
島本さんの本は『リトル・バイ・リトル』に続けて2冊目だけれど、こんな文章を読むと、少女の観点を失わないまま、世界をつかむグリップがぐっと強まっているのを感じてうれしくなる(日本語として変な文もいくつか見受けられましたが、それは編集者の責任でもあるような)。
幼児虐待、新興宗教、田舎の中高生の生態、人の生き死に、写真を撮ること、心療内科、などなど現代のモチーフを盛り込んだ上下巻の長い作品を、箱書きに陥ることなく、ひりひりした痛覚を伝えながら、書き抜いているのが素晴らしい。大人の作品にはなりきっていないかもしれないけれど、今しか書けないものを書いた、読まされたという手ごたえがある。
島本さん、次作が楽しみだ。
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