〈プレタポルテ〉や〈キャットウォーク〉などスーパーモデルを主役に据えた映画はありますが、今作はNYの新進ファッション・デサイナー のアイザック・ミズラヒが主役です。’94年の春夏コレクションで辛辣な酷評を受けた彼が、そのダメージを乗り越えて秋冬コレクションを成功させるまでの苦悩と奮闘をカメラが追うドキュメント。 スーパーモデル全盛期に活躍したシンディ・クロフォード、リンダ・エヴァンジェリスタ、ケイト・モス、ナオミ・キャンベルetc…とにかく豪華!彼女たちのステージでは見られない素顔が覗ける。
コレクション準備期間中はモノクロの画面がフィナーレの大成功を納める頃にはカラーに変化していく変化も見物。時折ドビュッシーの“月の光”をピアノで弾き、気持ちを高めているかの様なミズラヒの姿が印象的。クライマックスは何とバックステージを覆い隠す幕が半透明で着替えをしているモデルたちの裸体がすべて見えてしまう仕掛けになっているコレクション。華やかな表舞台の内幕がいかに大変かを観客も垣間見られるのが魅力。それに比してステージを闊歩するモデルたちの艶やかな美しさ! 年間2シーズン毎にコレクションを発表するデザイナー。華やかさだけではない未知の世界を堪能してみては?