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アンコール文明への旅―カンボジアノート〈1〉 (カンボジアノート (1))
 
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アンコール文明への旅―カンボジアノート〈1〉 (カンボジアノート (1)) [単行本]

波田野 直樹
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アンコール遺跡がひとを引きつける魅力の源泉はどこにあるのか。有名な巨大遺跡から人知れぬ小遺跡までを歩く中で考え続けた、アンコール遺跡をめぐるささやかな「冒険」の日々の記録。

内容(「MARC」データベースより)

600年に及んだアンコール時代、アンコール遺跡がひとを引きつける魅力の源泉はどこにあるのか、有名な巨大遺跡から人知れぬ小遺跡までを歩く中で考え続けた。アンコール遺跡をめぐるささやかな「冒険」の日々の記録。

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: 連合出版 (2006/12)
  • ISBN-10: 4897722152
  • ISBN-13: 978-4897722153
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 19.6 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 カンボジアをバイクで走る原体験, 2007/1/14
By 
宣長さん "hoelderlin on sirius" (香川県観音寺市) - レビューをすべて見る
(トップ50レビュアー)   
レビュー対象商品: アンコール文明への旅―カンボジアノート〈1〉 (カンボジアノート (1)) (単行本)
 治安を気にしながらも、アンコール遺跡群に行きたいという願望が次第に強くなった著者。カンボジアの近現代史の研究者としては、当然のことかもしれない。写真で見ただけでは分からない遺跡の細部をこと細かく丁寧に見て確かめていく、「私はその中にほとんど溺れかけていた」と言うほど魂が入っている。バイヨンの尊顔は巨大なだけでなく、さまざまな表情をしていていることを見て取るのだった。 

 作家三島由紀夫は戯曲「頼王のテラス」は、このアンコール遺跡の「若き頼王の美しい彫像を見た」その時に発想が湧いてきたという。

 はりぼてのまがい物ではない本物が目の前にある感動。初めて見るアンコールの地は、その歴史・意匠・物質、そしてその美意識において本物だったのである。

 定番の観光コースを辿る限り旅はとても簡単だが、研究のために自分の旅をしようとする途端に面倒になる。小さくて単なる瓦礫に過ぎないような遺跡を探し出すことにも夢中になる。行くのが困難な所にも入っていくことに興奮を感じる。次第にもっと過酷な旅を指向するするようになる。

 カンボジア人の友人もできた。留学生・研究者たちとのつながりもできた。アンコール遺跡の保存・修復活動の主役は長い間フランスだった。1992年にアンコール遺跡群が世界遺産に登録されたのを転機として、国際的な協力体制の下で多数の外国チームが活動するようになった。

 ただ、著者のカンボジアにおける原体験は「太陽と風と汗と土埃であって、バイクで走る私は、最も純粋な時」であった。 純度の高い旅を楽しむ心は若者である。
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