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アンゲルゼ 最後の夏 (アンゲルゼシリーズ) (コバルト文庫)
 
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アンゲルゼ 最後の夏 (アンゲルゼシリーズ) (コバルト文庫) [文庫]

須賀 しのぶ , 駒田 絹
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

この夏は最後になるかもしれないから
親友のリコがアンゲルゼに。しかも私の歌が彼女の孵化を助けた!? 衝撃の事実に戸惑う陽菜。その能力の検査と訓練のために軍の施設に通い始める。葛藤と新しい友情、壮絶な夏休みが始まった。

内容(「BOOK」データベースより)

親友リコの「孵化」を私の歌が助けた…?次々に明かされる衝撃の事実に戸惑う陽菜。能力の検査と訓練のために軍の施設に通い始めるが、そのメニューは苛烈を極めていた。新しい仲間、有紗もなぜか酷く冷たい。何度もくじけかける陽菜だが、世界は彼女を待ってくれなかった。アンゲルゼの「大活動期」が目前に迫っている…。重すぎる使命と折れそうな心を抱えた陽菜の、凄絶な夏が始まる。

登録情報

  • 文庫: 320ページ
  • 出版社: 集英社 (2008/6/3)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4086011727
  • ISBN-13: 978-4086011723
  • 発売日: 2008/6/3
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 169,852位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By しず
形式:文庫
作者の傾向から予想はしていましたが、案の定、これでもかこれでもかと
ヒロインが苦難に遭い、先の見通しの暗さを目の当たりにして絶望します。
しかし対して、一巻で卵以下の閉じこもりっぷり、暗さを見せていた陽菜が
どんどん目を開き、したたかに、強くなって行く過程が見られる巻でもあります。
新キャラ有紗のとげとげしさには閉口しましたが、言ってることは間違って無いので
ヒロインのいい刺激になるのでしょうか。でもなあ・・・きっついなあ、この子。
ただ悩むだけじゃなく、挫折しかけても、考えながら何度も立ち上がる
ヒロインを応援してあげたい。がんばれ。

覚野君と湊君の絡んだ恋模様はさして進展無しですが・・・覚野君びいきには
彼の賢明さや、優しさ?が見え隠れして嬉しい展開。
彼がこれからどうアンゲルゼ問題に絡んでくるのか楽しみです。
いじめっ子軍人敷島氏の本音も気になるところ。
この人究極の愛の鞭的ツンなんじゃ・・(でも心はきっとデレ)

厳しい現実を見せられて初めて、今まで鬱陶しいとしか感じていなかった
たわいない日常のかけがえのなさに気づき、愛しく思う。
「最後の夏」というサブタイトルの意味が切なかった。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By badcom
形式:文庫
 現代日本をベースにしていながらも前巻でも容赦のない世界設定だと思ったのですが、今巻で明らかになるアンゲルゼと日本を取り巻く更にハードな数々の状況が提示され、ただの女子中学生だった主人公は、学校で行われていた軍事教練とは比べ物にならない実践さながらの訓練を重ねていくのですが、その日常という贅肉の削ぎ落とされ方が流血女神伝の『帝国の娘』を彷彿とさせました。
 どこか現代日本を残した世界なので、異質になりすぎない等身大の中学生の葛藤や、それをあざ笑うかのような苛酷な状況、陽菜の異質すぎる能力の描写もさることながら、仲間となる人たちの、この先の苛酷な運命を匂わせる描写があるからこそ、普通にして平凡な当たり前すぎる幸せや、周囲の人々の存在が切ないほどに美しいです。チョイ役のようなキャラクターも、その背後をうかがわせるような言動や、主要人物たちとの絡み方など、ゾクッとするほど興味深いです。読むページ読むページすべてが面白く読み飛ばすとこなんかもったいなくて一行たりともない感じでした。
 それはともかく、今回は覚野や湊がどうこうというよりマリア一人に萌えました。あとがきで作者が言われてる通り、もうマリアでいいんじゃないかと思います。何が。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
最初に結論、間違いなく面白いです。
ただ、この「きつさ」に耐えられるかが問題です。

1巻で陽菜の能力が開花して、2巻ではその能力強化の訓練です。
その訓練課程は、もはや少女小説の域を超えています。読んでて辛いってのは勿論あります。
しかし、何より、この「アンゲルゼ」という作品、今までの著者の作品とは少し違ってて、
人物の視点や心情がより深いところから表現されてます。
あと、視点も主人公視点からはあまり移らないということもあって、
陽菜の内面や心理描写がより的確に伝わってくる気がします。

今回のは、夏休みの話でしたけれど、殆ど主人公が辛い目にあってます。
しかし、母との関係や、1巻では上辺だけの付き合いと思っていた友人関係の変化、友情の有難さ、
何気ない日常の暖かさや平和さをかけがえのないモノとして認識した陽菜の心情を思うと
切なさが込み上げ、ほろりと来る反面、かなり苦しかったです。
特にラストはこれからのことを思うと切なすぎます。

そして、何より、幼馴染視点の描写が少しあったんですが・・・・・、
こっちの方も上記と違う意味で発狂ものでした(笑)
1巻で彼にやられてしまった方は、絶対に読んで後悔しません!!

2巻で結構話が進んでます。どんどん面白くなってます。
発売日が週末ではなかったので、夜更ししそうになってやばかったです。
そして、先でどうなるのかの予想が全くつきません。
だからこそ、ある意味、恐ろしいです・・・。須賀さんだからこそ、恐ろしいです。

そして、今回表紙も凄く魅力的で美しいです。
1巻とは方向性が違いますが、新規読者の開拓になれば一読者として嬉しいです。

作者サイトで3巻の発売は9月上旬だと目にしたので、
またこの3ヶ月間を悶々と過ごすことになりそうです・・・
それでも、他作品に比べたらすこぶる刊行早いんですけどね。
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