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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
青春,
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レビュー対象商品: アンゲルゼ ひびわれた世界と少年の恋 (アンゲルゼシリーズ) (コバルト文庫) (文庫)
今回の物語的な山場は地名さえ明らかにされなかった中国奥地でのアンゲルゼとの実戦になるのですが、1巻の孵化シーンや2巻の強制孵化&歌唱戦闘などのインパクトを超えるシーンはなく、やや物足りない印象です。比較で言えば☆4を付けるべきなのでしょうが、それでも☆5は余裕で超えると思いますので今回も同じ評価で。
代わりに青春のときめき成分増量気味で、とくにラストらへんのツンツン少年がデレるあたりは少年の変わりに地面に転がってしまいたいほど恥ずかしくって読んでられない(褒めてます)感じで見事。この手の小説を読むときは普通、主人公に感情移入して読むのですが、気付くと自分が確実に敷島とシンクロしてることを感じました。嫌過ぎる。 作中ではあっさり触れられるに留まった本土と神流島の徴兵の実態差など設定をめぐる未だ多い謎に対する知的好奇心も刺激されます。ロジカルで非常に面白いです。 高瀬彼方のディバイデッドフロントが好きな人なら絶対ハマると思います。お勧めです。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
少年の恋=少年の暴走,
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レビュー対象商品: アンゲルゼ ひびわれた世界と少年の恋 (アンゲルゼシリーズ) (コバルト文庫) (文庫)
アンゲルゼ3巻です。副題の「少年」は間違いなく今回のメインです。
そして、主人公陽菜に関することや彼女を取り巻く登場人物達のことが明らかになってきました。 発売時期とリンクしているのか、2学期の学校行事である体育祭や文化祭関連の話も触れられてます。それと同時に陽菜の環境も人の生き死にに関わるものとなります。 戦時中だというのに徴兵はあれど自分達の生きている世界は平和で、何も知らされない現実からアンゲルゼに対する疑問を持ち続ける覚野。 そして、理子の死をきっかけに、徐々に遠い存在になっていく幼馴染の陽菜。 しかし、現実は予想よりも遥かにきつい事実を彼に突きつけ、また自分が子供であり無力な存在でしかないことを思い知らされる。 陽菜や湊に関わることでの有紗の変化やまだまだ無邪気なマリア、親しい人をアンゲルゼウイルスによって亡くした楓や西原の成長、敵アンゲルゼ、何気ない会話などからの見所が今回も沢山です。そして、私も眼鏡同様、思春期な少年少女の甘酸っぱさににやにやしてました。 あと、表紙。 じっくり見てニヤけてしまくらい良い表紙です。 暴走シーンの彼の心情を思うと泣けてきます。 しかし――、例の事後、陽菜はどんな説明して眼鏡達を連れて来たのかね? (・∀・)ニヤニヤ そして、最後の一行、眼鏡の爆弾発言。 何はともあれ、覚野好きの自分としては何度も読み返してしまう巻になりそうです。 12月には4巻発売、そして本誌でのアンゲルゼ短編が掲載予定のようです。 次巻も何が起こるかわからないので楽しみです。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
甘酸っぱい!(笑)でも切ない。,
By しず - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アンゲルゼ ひびわれた世界と少年の恋 (アンゲルゼシリーズ) (コバルト文庫) (文庫)
副題は「ひびわれた世界と少年の恋」。これに尽きる一冊でしょうか。
担当さんがお付けになる副題は、毎度テーマをピンポイントに突かれてますね。感心。 覚野君が軍人を目指して関わって来るというのは想定内でしたが、未孵化と 人間じゃあ越えられない問題があるよね・・?と気になってました。 彼女の特異さが明らかになったので、覚野君が今後の主要ヒーローになることは はっきりしましたね。 一巻二巻でチラ見せされていたツンデレ覚野君の本音がさらされるラスト。 でも決定的な一言は無い。なぜなら今の覚野にはまだ「資格」が無いから。 隔離された箱庭で、周囲の価値観に惑わされず、自分の直感だけをたのんで真実を つかもうと足掻き、苛立ってきた賢い少年。 守りたい存在を遂に意識して、目的を見つけて、ここからどう変わるのか。 軍人の道を進んで、好きな子いじめの小学生ちゃんからいい男に育つんだろうなあ。 いやあ〜今後のもーちゃんが楽しみです。 陽菜を取り巻く環境は着々と進展(悪化?)しています。 未孵化が迎えなくてはならない体の変化、ヒトとしての苦悩、初めての戦場。 陽菜は自分と他の未孵化との違いを知ったがゆえに、現実との別離を決断。 切ないなあ。これからボコボコと(以下略)なんだろうなあ。 一巻二巻での煽情性は薄まりましたが、これ・・・コバルトだもんね。 毎度毎度ハードでシビアじゃ飽きるし、少女小説の読者は呼吸が出来ません(笑) きゃー、甘酸っぱい☆この先どうなっちゃうの!?という乙女エッセンスを 絶妙のタイミングで投入してきた作者のバランス構成に脱帽いたしました。 冬の続刊が楽しみです。
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