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太陽の女神フィリパが、宣教師である夫と共に遠く日本へ去っていった代わりに、月の女神レスリーが登場。
レスリーは不幸な過去に由来する、白く冷たく硬い美女。
貧乏のために乱暴者の夫と結婚するが、船乗りの夫は喧嘩のため脳障害を負って帰還し、早15年。
しかし手術で脳障害が回復してみると、実はそれは夫ではなく、良く似た従兄弟だと判明。
レスリーは兼ねてから心を寄せていた若い新聞記者と結ばれる。
前半の不幸すら幸福のための土台ではないか、と思わせるほどのご都合主義かつハッピーエンドな展開。
アンの息子ジェムが、ジェム船長に灯台で見せてもらう異国のお土産ものには想像を掻き立てられます
短編「父の娘」でも船乗りの父から中国の陶器などもらう話が出てきました。
モンゴメリも東洋からのお土産をもらったことがあったのでしょうね。
そういえば、日本のフィリパからの手紙は桜模様の薄紙に書かれていたそうです。
そして世話好きのコーネリア。
貧しい子供のために得意の手芸で見事なベビー服を作っては、お祝いに届けるそう。
モンゴメリの本にはこうした一人暮らしの老嬢がしばしば登場します。
この人たちはどうやって日々の糧を稼いでいるのかしら。
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