美しい港町フォア・ウィンズで、ユニークな隣人たちに囲まれて
過ごすアンとギルバートの物語。赤毛のアン・シリーズ第6巻です。
心温かなジム船長。
毒舌だけどお茶目なミス・コーネリア。
記憶喪失で介護が必要な夫と暮らす美しいレスリー。
アンも、アンの隣人達も、物語がすすむにつれ様々な出来事に
遭遇しますが、希望に満ちた新生活を営むアンと、家庭の事情
からあらゆることをあきらめなければならなかったレスリーが、
真摯に向いあう場面が、特に印象に残っています。
月がいつも同じ姿をとどめていないように、「アンの夢の家」も
満ちたり、欠けたり....。
心地よい風を全身に浴びているような
読後感が好きで、くりかえし読みました。
おすすめの一冊です。