僕がこのアルバムの素晴らしさに気付いたのはつい最近のことでした。
ではアルバムの内容に迫りましょう。
と言ってもここで僕がお伝えしたいのは
アルバムの中の1曲、『Lord's Prayer』の素晴らしさに尽きます。
この曲だけラリーがソロで弾いております。
それはまるでドビュッシーの『月の光』をギターで弾いたかのようです。
繊細で、優しく、何処か宗教的な荘厳さがあって・・・
瞼に浮かぶ光景は、『湖のほとりでシスターが月明かりの照らされて
空に向かって手を合わせているような、懺悔しているような、
憂き世を嘆いていながらも、
自分に何が出来るかと神に投げかけている』姿です。
僕はこの曲に何度耳を傾け、魂を洗い流されたことか・・・
彼のキャリアの瞬間的頂点ではないでしょうか・・・
今でもラリー・カールトンのライブに足を運ぶ時、
この曲を演奏してくれないかなぁと胸の奥で祈っています。。。
なかなかライヴの選曲リストには入り難いようですが。。。
そしていつも家路につく前に
『ああ、今回もLord's Prayer演奏してとは言えなかったなぁ』
と人知れず顔をしかめています。
僕はこの曲の素晴らしさを皆さんにお伝えしたかっただけなのです。