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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
自然界の多様性について考えさせられる本,
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レビュー対象商品: アレロパシー―多感物質の作用と利用 (自然と科学技術シリーズ) (単行本(ソフトカバー))
アレロパシーについて知り始めると、自然界の多様性とバランスの不思議さに驚嘆せざるを得ない。従来、雑草 (と呼ばれる作物以外の植物) が忌み嫌われてきたのは、作物から養分や光を奪う存在であるから、というのが主な理由であったろう。ところがアレロパシーの影響を考慮すると、問題はそれほど単純ではないことが分かってくる。また、これまでもっぱら緑肥利用や土壌の保護などの面からのみ考えられることの多かったカバー クロップの類についても、植生や微生物相の遷移という視点からその可能性について探究することができるかもしれない。実際に耕作放棄地でヘアリーベッチとライ麦を混植してみたことがあるが、畑地へと再転換を図るには格好の "starter" として働いてもらえるかもしれない、という感触を得ることができた。面白い本である。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アレロパシーの始めの一歩,
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レビュー対象商品: アレロパシー―多感物質の作用と利用 (自然と科学技術シリーズ) (単行本(ソフトカバー))
この本はアレロパシー(他感作用)を勉強するにあたって、まず読むといい本です。このアレロパシーという現象論、定義、作用機構、アレロパシーが確認されている具体的な植物名等、さまざまなアレロパシーという現象についてわかりやすく述べられている。値段的にも手頃であるし、最初に買う本にしてはいい内容であると感じた。 しかし、論文をたくさん孫引きしたい時や、より専門的なことを勉強するには少しもの足りないように感じるので、一通り知識のある方は、より高度な本をお勧めします。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アレロパシーに関する読みやすい入門書,
By ゆっきー (八王子) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アレロパシー―多感物質の作用と利用 (自然と科学技術シリーズ) (単行本(ソフトカバー))
植物が放出する化学物質が他の生物に阻害的あるいは促進てきに働くことをアレロパシーというのですが,この本を読めばアレロパシーについて一通りのことがわかります。著者自身がアレロパシーの研究者なのですが記述はわかりやすく高校程度の化学の知識があれば十分理解できます。いろいろな植物のアレロパシーを具体的に示しているのも良い。さらにアレロパシーをもつ植物を使って果樹園の除草に利用したり,休耕田の状態を良好に保って来たるべき再度の使用にそなえる方法などアレロパシー利用の具体例も勉強になりました。 著者の藤井氏はなかなかの博識で植物のうんちく本として読んでもおもしろかった。またスタートレックファンなんでしょうか。古いテレビシリーズにトリチケアという穀物が出てきたことにふれていたいたけれど,これを知っているのは相当のマニアですね。巻末から横書きで書かれた別章の実験方法などの解説も大変参考になります。 とにかくアレロパシーの勉強をするならまずこの本から読むと良いでしょう。特にガーデニングが趣味の人が読むと植物を育てるヒントがたくさんあります。マリーゴールドが線虫をを防ぐことを知っているようなガーデナーだったらいろいろな植物の意外な作用も興味を持って読めるはずです。
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