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最も参考になったカスタマーレビュー
23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素晴らしい名作,
By
レビュー対象商品: アレクサンドロス大王東征記〈上〉―付インド誌 (岩波文庫) (文庫)
アレクサンドロスの歴史書の中でも正史と称されるアッリアノスの著作の翻訳です。森谷公俊氏が現れる以前の日本で唯一の研究者大牟田 章氏が,20年かけて完成させた翻訳を文庫用に書き改めたものなので,本文の訳,注の正確さは折り紙つきです。この著作は,戦術面,遠征ルートにおいて記事が充実しています。それゆえに,アレクサンドロスの遠征で実際どのような戦いがあったのか,よく解ります。特に,グラニコス,イッソス,ガウガメラの戦いについては,布陣のし方や,戦闘の推移が詳細が忠実に書かれています。もちろん,テュロス攻防戦などの主要な戦いも記述は詳細かつ正確です。 また,遠征途中の兵士達の入植の様子や,部下との衝突なども書かれていて,戦闘以外の面でも遠征についてよりいっそう理解できるでしょう。 なお,上巻では,遠征の始まりから,ペルシャ帝国崩壊,インドの最果てに着くまでの記述がかれています。おそらく,アレクサンドロスの遠征が壮大のものであり,アレクサンドロスが後に英雄化されたのか実感できる一冊です。
22 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
very recommendable book,
By カスタマー
レビュー対象商品: アレクサンドロス大王東征記〈上〉―付インド誌 (岩波文庫) (文庫)
アレクサンドロス大王伝の決定版とも云うべき作品です。 プルータルコスの「アレクサンドロス伝」を除いて、今まで日本語では近代以降の史家や作家が書いた伝記・小説しか読めなかった(偽カッリステネースは別として)状態でしたが、ここに初めて詳細な大王伝が文庫という読みやすいコンパクトな形で上梓されました。関心のある方は是非とも本書をお読みになることをお奨め致します。 ただ欲を云えば、ギリシア語の母音の長短を明示して頂きたかったと思います。 次回は、クルティウス・ルーフスのアレクサンドロス伝の邦訳を心より期待して居ります。
5つ星のうち 4.0
大王と呼ばれるゆえん,
By
レビュー対象商品: アレクサンドロス大王東征記〈上〉―付インド誌 (岩波文庫) (文庫)
壮大な征服の道筋が描かれている。よく知られたエピソードも出てくるけれども、そもそもあの時代にこれだけの距離を移動したと言うことが奇跡的にしか思えない。 それが出来る権力を度量を持っていたのがアレクサンドロスなのだろう。
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