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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素晴らしい!ドレイクも、著者も,
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レビュー対象商品: アルマダの戦い―スペイン無敵艦隊の悲劇 (単行本)
本書は素晴らしい。どうにもこの1588年の、アルマダとの海戦は、イギリスが勝ったのか何なのかよくわからないという印象を持っていた。勝ったなら、勝因は何か??けっきょく嵐にやられたのか、あるいはオランダの海乞食の手柄なのか・・・? 本書には、回答がある。 この戦いは、ガレー船戦法から帆船と大砲の組み合わせで戦われたごく初期の、おそらくはじめての海戦であった。双方が手探り。とくにアルマダはガレー船戦法や、陸軍式の陣形で指揮されていたようだ。 そうした双方手違い続きの中、風と潮をうまく読んだドレイクの戦いぶりが、本当に際立っている。このころの海軍に何ができて、??が難しかったのか。われわれに判り難いように、フェリペ王にも、エリザベス女王にも、皆目わからなかったようだ。そうした状況は、後年にネルソンが背負っていた課題と、本質的に変わらない。そこにドレイクのおそるべき先見性がある。 結局、停泊してパルマ公とタイミングを測ることのできる拠点として、ワイト島(イングランド南部、ポーツマスの沖)を手に入れるか否かが、決定的に重要であったようだ。著者は、ドレイクと、おそらくはホーキンズによって、この企みが阻止された日をもって、英国海軍勝利の日と記している。
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