マイケル・ベイ大躍進のキッカケとなった超大作「アルマゲドン」。dtsという音響を普及させるに当たり、
よく電気屋さんの店頭で冒頭シーンがデモ映像として流れていた作品ですが、このブルーレイ版は従来の
バージョンよりNYへの流星群飛来シーンの音響が大幅に強化されており、まさに被災地の真っただ中に
いるかのような錯覚に囚われます。それほどまでに冒頭シーンのブルーレイ化による迫力は圧巻です!
またこの作品は、場面切り替えのテンポがとにかく良いので、映画全体を流れている
テンションがメチャ高いです。特に冒頭での「BEN AFFLECK」とクレジットが出る飛行場の
緊急出動シーンで、乗組員が走り、戦闘機のエンジンが次々と始動していく場面の重低音が
この上ないほど素晴らしく、マジで鳥肌が立ちまくりました。この映画は何度も見ていますが、
まるで初めて見た時のように楽しめましたよ!この内容なら買っても全く損ありません!
なんだかんだで批判される事もあるマイケル・ベイ監督の作品ですが、同氏の映画には
映像を見ている視聴者を飽きさせない工夫が随所にしてあり、冒頭のペンタゴンに続く
飛行場でのスクランブルシーン、ハリーが空軍のモンゴメリー将軍に連れられてきて、
「テキサス州ヒューストン NASA」と字幕が出るシーンの音楽とノリ!これぞ
マイケル・ベイならではの持ち味であり、同監督の素晴らしい演出力だと思います。
この作品はDVD版だと、宇宙に上がってからロシアのステーションのレブ・アンドロポフ氏が
登場するシーンで2層の切り替えがあり、一瞬 画面が硬直するのですが、ブルーレイ版では
硬直なく、スムーズにシーンが流れますので、その部分もDVDに勝っている部分ですね。
あとDVD版と同様に、最後のエアロスミスの主題歌「I DON'T WANT TO MISS A THING」が
かかる場面では、英語字幕にする事で歌詞まで表示される仕様になっています。また
メニュー画面も格好いい作りになっており、リニューアル商品の好例だと言えます。
最近ではDVDのデータをアプコンしただけの「手抜き=偽BD」が出まわっていますが、
アルマゲドンBDの出来は、そういった悪質なBDに喝を入れる一品に仕上がったと思います。
今後も過去のヒット作が、今回ぐらいのクオリティーで次々と商品化される事を望みます。