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アルベール・カミュ (1) カリギュラ (ハヤカワ演劇文庫 18)
 
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アルベール・カミュ (1) カリギュラ (ハヤカワ演劇文庫 18) [文庫]

アルベール・カミュ , Albert Camus , 内田 樹(解説) , 岩切 正一郎
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

不可能!
おれはそれを世界の涯てまで探しに行った。
おれ自身の果てまで――。

ローマ帝国の若き皇帝カリギュラは、最愛の妹ドリュジラの急死を境に、狂気の暴君へと変貌した。市民の財産相続権の剥奪と無差別処刑に端を発する、数々の非道なるふるまい。それは、世界の根源的不条理に対する彼の孤独な闘いだった……『異邦人』『シーシュポスの神話』とともにカミュ〈不条理三部作〉をなす傑作、新訳で復活。解説/内田樹

内容(「BOOK」データベースより)

“不可能!おれはそれを世界の涯てまで探しに行った。おれ自身の果てまで”。ローマ帝国の若き皇帝カリギュラは、最愛の妹ドリュジラの急死を境に、狂気の暴君へと変貌した。市民の財産相続権の剥奪と無差別処刑に端を発する、数々の非道なるふるまい。それは、世界の根源的不条理に対する彼の孤独な闘いだった…『異邦人』『シーシュポスの神話』とともにカミュ“不条理三部作”をなす傑作、新訳で復活。

登録情報

  • 文庫: 184ページ
  • 出版社: 早川書房 (2008/9/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4151400184
  • ISBN-13: 978-4151400186
  • 発売日: 2008/9/25
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
カリギュラはとても好きな作品で、新潮版をすでに読んでいます。
で、興味があったので読み比べてみました。
感想としては言葉のまわし方が現代的過ぎて、迫力が落ちているように思います。
暴君と呼ばれたローマ皇帝が、現代的な言葉で話すんでは少し違和感が生まれます。
ハヤカワ「〜するんだ」 新潮「〜するのだ」
例えば暴君と言われる皇帝の前で、一人称が「俺」の臣下がいるでしょうか。
そんな言葉のまわし方の面で新潮版に見劣りしてしまいます。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
まちがいなく日本の演劇史に残るであろう、2007年の傑作舞台「カリギュラ」
(作=カミュ、演出=蜷川幸雄、主演=小栗旬)の原作が、ようやく出ました。

これは紹介文にあるとおり、カミュ自ら『異邦人』等とあわせて「不条理の三部作」
と名づけたという、いわくつきの作品。
そして翻訳は、舞台台本の翻訳を担当した岩切正一郎さんーー
とくれば、もう読むしかないでしょう。

みずから「神」を演じることで世の不条理に戦いを挑む、美しき残虐王カリギュラ。
カリギュラに対するクーデターの首謀者となる、知的でクールな文人貴族ケレア。
父を殺したカリギュラを憎みきれず苦悩する、ピュアな少年詩人シピオン。
自分を奴隷の身分から解放してくれたカリギュラを慕う、野性味あふれる忠臣エリコン。
そして、時に母のようにカリギュラを諭し支える、年上の恋人セゾニア。

カリギュラの残虐非道ぶりにただ取り乱し、保身に奔るばかりの側近たちのなかで、
この4人だけが、カリギュラの残忍さが「仮面」にすぎないこと、
そして仮面の下にある彼の素顔を見ぬいています。
そしてそれぞれのやり方で、彼らはカリギュラを理解し、愛するのです。

気になる訳文は、一部変更が見られるものの、ほぼ舞台と同じ。
(DVD版に照らしてみましたが、活字で読んでも違和感のないように
調えられた個所が、多少ある程度です。)
新訳ブームの火つけ役となった某文庫のキャッチフレーズではないですが、
登場人物たちが「いま、息をしていることば」で語る、みずみずしい翻訳です。

岩切さんの「訳者あとがき」もステキです。舞台のリハーサルの様子も紹介されていて、
小栗君たちとのやりとりを通じて、キャストの皆さんの熱意が伝わってきます。
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By とろ
形式:文庫
愛する妹の死を体験し、人間存在の不条理に直面した皇帝カリギュラ。

「俺は月が欲しい。」

不条理への挑戦を誓ったカリギュラは不可能性の克服によって、
真の自由を獲得することを目指す。

その手を鮮血に染めながら、残虐極まる殺戮を繰り返し、
神々を冒涜することで、それらの超越を目論む。
それらは全て、真の自由を獲得するための已むに已まれぬ行為だった。

しかし、ついに月は手に入らない。

こうして不可能性への挑戦は挫折し、カリギュラは敗北していく。
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待望の岩切版! 0 2008/08/13
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