内容紹介
山の専門誌「岳人」が創刊60周年記念に贈る待望の新訳復刊!
近代スポーツ・アルピニズムの偉大なパイオニアが山に消えて112年。古典の名著が、いま、甦る。
ママリーは19世紀後半、岩と雪のスポーツ・アルピニズムを主唱してアルプスに新しい時代を切り拓いた名クライマーです。この本に残されているのは、山に登る喜びとゆとり、美しく素朴な自然へのあたたかな眼差しとほのかなユーモア、きびしい山に挑む果敢なファイト。その行動と思索は現代の山登りに大きな影響を与え続けています。
1895年(明治28年)、ヒマラヤのナンガ・パルバットに向かったまま消息を絶ち、その直前、現地か
ら夫人に送った手紙も収録しています。
翻訳者の海津は海外登山の豊富な登山家です。「北壁の死闘」(東京創元社)「空へ-エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」(文春文庫)「K2非情の頂」(山と渓谷社)など数々の海外山岳書を翻訳してきました。「岳人」誌海外図書の書評担当者でもあります。登山家にして初めてママリーの精神を生き生きと表現できた新訳です。
日本の登山愛好家にとって手に入れたくて仕方なかった垂涎の翻訳本といえます。
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀後半、岩と雪のスポーツ・アルピニズムを主唱して新しい時代を切り拓いたママリーの名著。奥部奥鐘山西壁中央ルンゼ初登攀、ヒマラヤ‐チョンラ・ピーク初登頂などの実績に裏付けられた訳者の精確・流麗な新訳でここに甦る。