「アルバローズの猫」第二巻。
一巻よりも色が綺麗。何回か見返してみて、これは主人公アルバの心象に関係するのかな、と思ったり。一巻では気持ちが荒んでいたから赤系の色が多かったのかな、とか。
ヒロイン(?)ニコの撮ってきた写真のコマが素敵だった。
一巻のラフっぽい印象は少し影を潜めます。やっぱり、ぱっと見何が描かれているのか分からないとこもあるけれど。
話は序盤難しい。「猫」の出自の話は理解できましたが、「印(シール)」と「定義」の所がいまいち分からなかった。
まあそこを乗り越えると中身は面白い。「BAD ENDING」でどうしようもなく暗い気持ちにさせといて、最終話ですくい上げてくれます。
アルバはこの先「先生」に立ち向かってゆくのかな、と思わせる終幕でありました。
あと、番外編がはっちゃけてて面白い。
一応この巻でひとくぎり付きましたが、作者あとがきによると「まだまだ続く」そうです。どうも他誌での連載になるそうですが、どういう展開になるのか楽しみw
脇役のロビンが、一巻より「渋いおっさん」になっていて、かっこいいおっさん好みの私としては嬉しい限りでしたw
退廃と憂鬱と絶望と、その先にある微かな希望がお好きな方に。