イラストレーターとしての作品は、雑誌などで何年か前から目にしていたのですが、漫画を読むのは今回が初めてでした。
読み終わっての感想ですが、コマ割りやページの使い方など、楠本まきさんの作品(特に短編集の5巻目)によく似ているなあ、という印象を受けました。
しかし、全体的に読みにくい箇所が多く、所々何回も見なおさないと、場面がよくわからないところもありました。
そのせいか登場人物の感情や魅力のようなものが伝わってきませんでした。
前頁カラーですが、色を頻繁に代えているので、目が疲れてしまいました。
個人的には、何ページかで色を統一するか、モノクロの方が殺伐としていて良かったのではないかと思います。
結局、あまり深く作品の世界に入っていくことができないまま、作品を読み終えてしまいました。
著者の考えがたくさん詰め込まれているということはわかりますが、読者のことをもっと意識して描いてほしかったです。
不思議系というよりも、ただ単に理解しずらい作品になっているだけだと思いました。
著者の絵が好きなだけあって、正直残念な部分の方が大きかったです。
というわけで、この評価を付けさせて頂きました;