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最も参考になったカスタマーレビュー
74 人中、56人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間の音,
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レビュー対象商品: アルトコロニーの定理 (CD)
RADWIMPS、2年3ヶ月ぶりのニュー・アルバム「アルトコロニーの定理」。このタイトルとラジオ等で先行して流れていた「タユタ」や「雨音子」を聴いて思ったのは 次のアルバムはシリアスになりそう、ということだった。 今まではアルバムの中に遊んでる曲やユーモア溢れる歌詞で シリアス一辺倒にならないように工夫してたと思うのだが、今回はとても重い、人生を賭けるような作品になると思った。 そしてそれは現実のものになった。一切の小細工はなし、RADWIMPSの核の部分を思いっきり描いた相当の勝負作である。音もかなり洗練されている。 だから、とても密度の濃いアルバムとして結実したように思う。 一曲目の「タユタ」からジブリかと思うような神秘的なメロディが溢れてくる。 「おしゃかしゃま」では人間そのものに対する強烈な風刺を描いて 「謎謎」の打ち込みも取り込んだ壮大な美メロ、 「ソクラティックラブ」の過剰なまでのメロディとアレンジは刺激的。 「雨音子」や「七ノ歌」はスタンダードな、歌いやすいメロディで愛を賛美する歌。 特に「七ノ歌」は海外のロックバラードの感触に近く、マシンガンラップも(静かに)冴えている。 「バグパイプ」や「魔法鏡」あたりは普段のRADWIMPSに近い、突き抜けるようなギターロック。 つまりは1曲1曲の存在感が際立っている。童話のように人間の生誕を想像する「オーダーメイド」もアルバムの一部になったようである。 一曲一曲に存在する意味があるような、必然を感じさせる作品でした。 気軽に聴けるかどうかは、その人次第な気はするが 個人的にはとてもきれいなアルバムだと思った。 どの楽曲もキラキラ輝いていて、まぶしい。 歌詞の一つをとっても、一曲における言葉数の多さを考えても 間違いなくとてつもない思想が宿っている作品だと感じた。「人間自身」に徹底して焦点を絞っている。 それでいてサウンドはスコーンと突き抜けたものになっているのが相反していて面白い。 時間をかけてじっくり作っただけの事はある。 ちなみにブックレットの中身はほぼジャケットと同じ写真の切り貼りになっている。一部絵もあり。 長く聴いていくうちにどんどん好きになっていけるような、そんな予感のするアルバム。傑作だと思います。
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
微妙でした,
By あい (石川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アルトコロニーの定理 (CD)
メロディは全体的に単調ですが、悪くはないと思います。ボーカルの歌い方に少しクセはありますが声は曲調にそこそこ合っていて聴きやすいです。 しかし歌詞に関しては私は少し苦手でした。 言葉の表現をひねり過ぎているため、曲の持つテーマ性が薄れてしまっているように思えます。 スタンスやテーマ、言葉の選び方に既存の様々なバンドとかぶるところがあり、 このバンドにしかない持ち味というものがいまいち見えてきませんでした。 でもはまる人ははまると思います。
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
混沌とした中での叫び,
By くろみつ "くろみつ" (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アルトコロニーの定理 (CD)
「あれ、服の趣味変えた?」それが一番最初に感じた印象でした。 生身のRAD自体、根底にあるものはきっと変わっていない。 でも、それを表現する切り口を変えようとしている様に思えます。 これまでのRADとは違う。初めに流れるタユタを聴くなり、直感に近いような感覚がありました。けれど、一枚を通して聴いて、これまでの曲で聞いたことのあるような雰囲気が断片的ですが、いくつかありました。 正直、初めはマンネリなのかと思いましたが、そうではありません。 冒頭にも書きましたが、 RADの、寧ろ野田さんの根底にある揺ぎ無い核心の部分をしっかりと持っていて。 そこから生まれてくる曲は、沢山作れば作るほど重なってしまう部分が出てくるのではないかと。 自分だけのものならば、それでもいい。 けれども彼らの音楽はもう、彼らのものだけではなくなってしまっていて、 聴き手がいる訳で、そうするとおのずと評価や感想を下されてしまう。 どうしたらいいか判らない、と言うような叫びの部分が痛烈に浮き彫りになっているような印象です。 だから、おしゃかしゃま辺りが一番、今の彼らの本音に近いものがあるんじゃないかな、と勝手に思ってしまいました。勿論、どの曲も本音だと思いますが。 とはいえトリを飾る37458にある、「こんな歌唄えちゃう世界がいやだ」という部分。 思慮深く、様々な角度から物事を捉えるからこそ、ひとつひとつが相反する。 だから絶対にこれはこう、とはいえない。そんな迷いにもにたものを抱えているように思えます。 ひとつ表現しても、それに対してはっきりと表現者自身が頷くことに躊躇っているような。 おしゃかしゃまを発表するという事は、彼らにとって大きな賭けだったのでは。 「神様」というキーワードはこれまでのRADに沢山出てきたし、それだけに尚更、 これまでの世界観を覆すような作品を世に出すことは勇気のいることだろうし。 でも、こういった考えや思いは、実は以前から少なからず抱いていたのではないかとも思います。 心の深い奥底に隠してあった思いをふっと出したような、そんな風に思う。 そういった事も含め、この一枚を通してこれまでの自分とこれからの自分、そして今の自分、そういったものと懸命に向き合っている最中で、迷いながら、混沌とした葛藤を抱えながらでも前を見据えている、そんな姿がCDから溢れて来る音の向こうに見えた気がします。 そして、そういった思いは彼らの音を聴いている此方にも、共通している部分が多かれ少なかれあるから、心へダイレクトに突き刺さって揺さぶることが出来るのではないかと。 個人的にアルトコロニーではOne man liveが一番お気に入りです。 ありのままの自分を表現すること。自分を押し殺さず、素直な気持ちを漏らしたっていい。 完璧じゃなく、不器用だっていい。 この曲が現時点での彼らの答えに近いのかな、と思います。 勝手な解釈ですが。 一つ一つの音が澄み渡っていて、 これまでより言葉が若干コンパクトになっている印象も受けました。 心の深いところまで、じわっと染み広がってくるような音と言葉が心地良いです。 RADの変化を感じる一枚。 これから更にどう変わっていくのか予想もつきませんが、 これまでよりももっと、RADの新譜が楽しみになりました。
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5つ星のうち 5.0
今時のアルバムじゃない
このアルバムは僕は売れることを想定したアルバムではないと思う。 明らかにラッドはこの作品から変化した。... 続きを読む
投稿日: 15日前 投稿者: 瀬戸
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