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アルトゥーロ・トスカニーニ TVコンサート DVDコレクション
 
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アルトゥーロ・トスカニーニ TVコンサート DVDコレクション

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登録情報

  • 出演: トスカニーニ(アルトゥーロ)
  • 形式: Black & White
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.37:1
  • ディスク枚数: 5
  • 販売元: EMIミュージック・ジャパン
  • DVD発売日: 2002/07/26
  • 時間: 600 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • ASIN: B0000687TZ
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 161,654位 (DVDのベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


ディスク:1
1. ●ワーグナー:歌劇「ローエングリン」~第3幕への前奏曲
2. 歌劇「タンホイザー」~序曲とバッカナール
3. 楽劇「ジークフリート」~森のささやき
4. 楽劇「神々の黄昏」~夜明けとジークフリートのラインへの旅
全6曲を見る
ディスク:2
1. ●ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調op.102
2. ワルツ集「愛の歌」op.52
3. ハンガリー舞曲第1番ト短調
4. ●モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
全6曲を見る
ディスク:3
1. ●ヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲(演奏会形式)
ディスク:4
1. ●ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」~序曲
2. ●ブラームス:交響曲第1番ハ短調op.68
3. ●ワーグナー:歌劇「ローエングリン」~第1幕への前奏曲
4. 楽劇「ジークフリート」~森のささやき
全7曲を見る
ディスク:5
1. ●フランク:交響詩「贖罪」
2. ●シベリウス:交響詩「伝説(エン・サガ)」
3. ●ドビュッシー:夜想曲~雲,祭り
4. ●ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」~序曲
全6曲を見る

商品の説明

Amazon.co.jp

   これは驚くべきドキュメンタリーである。何といっても、あの偉大なる巨匠トスカニーニの生きた指揮姿と熱い演奏を繰り広げるNBC交響楽団の有様を、600分も堪能できるのだ。こんにちのクラシック界において、アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)の巨大な影響を、直接間接なりとも受けていない指揮者が果たしているだろうか。そのトスカニーニの1948年から1952年までの最晩年の貴重な指揮姿を収録した、NBC制作によるTVコンサートの待望のDVD復刻である。
   もちろん映像はすべてモノクロであり、カメラワークも現代のものと較べると正直かなり見劣りするものだ。しかし、そんなことはほとんど問題ではない。音質もモノラルだが、当時としてはむしろ非常に鮮明なものであり、トスカニーニの音楽性を雄弁に伝えている。

   収録されている演奏はすべてが圧倒的な名演である。マグマのようなエネルギーをはらんだ音の塊がぶつかってくるベートーヴェンの「第9」やブラームスの「第1」。スケールの巨大さに格調高さが加わったワーグナーの《タンホイザー》序曲。全身全霊をかけて燃え尽くすかのようなスリリングなロッシーニの《ウィリアム・テル》序曲。トスカニーニの指揮を観て改めて気付かされるのは、無駄が一切なく、迫力あるフォルテッシモよりも、むしろ繊細な歌のピアニシモに緊張感ただよう指示が多く見られることである。おそらくトスカニーニの目指していた、そして現実に鳴っていた音は、私たちがLPやCDで聴いてきた乾いた音よりも、ずっとつややかで滑らかで、官能的な美を湛えていたのではないだろうか?

   そしてハイライトと言えるのが1949年3月26日と4月2日に分けて演奏されたヴェルディの《アイーダ》全曲演奏会形式。この凄絶な迫力と繊細な歌に満ちた《アイーダ》でおもしろかったのは、各幕が終わってからのトスカニーニの態度で、まったく愛想のかけらもない。歌手をねぎらい、オーケストラを立たせはするが、ブラヴォーを叫ぶ客席に一度もお辞儀もせず、不機嫌な顔をして足早に袖に引っ込んでいくだけである。その後姿は、ショウマンシップとは無縁の、晩年の頑固一徹な巨匠の生き様、いまは失われた純朴な芸術家気質を表しているようで、微笑ましくもある。ますますそんなトスカニーニの個性を好きになってしまいそうな、いろいろな発見ができるのも、映像ならではのおもしろさである。(林田直樹)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

フルトヴェングラーと人気を2分した20世紀最高の指揮者、アウトゥーロ・トスカニーニの貴重なTVコンサートの模様を豪華5枚組でDVD化。ベートーヴェン交響曲第5番ハ短調「運命」、ヴェルディ歌劇「アイーダ」などを収録し、聴きごたえ充分。

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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 黒口隊長 VINE™ メンバー
以前にレーザーディスクで出ていたものであるが、これは音楽ファンならば持っていても決して損のない二十世紀の宝物。まさかこれほどのものが観れるとは、と誰もが唸る「奇跡の記録」。言うまでもなくトスカニーニは、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュたちと並んで、二十世紀クラシック音楽界における神話的な存在であるが、残された録音の条件が圧倒的に悪く、正当に評価されたとは言いがたい。それはもちろん、録音の音質の問題にとどまらない。存命中の熱狂的に高い評価は、手放しの賞賛につながり、その芸術の在り方をきちんと考える作業の妨げになり、無責任な批判、賞賛の渦に巻き込まれ、一種の極端なカリカチュアとして聴かれない巨匠になってしまったように思われる。このDVDコレクションは、トスカニーニの芸術の凄みをひしひしと感じさせ、生前の圧倒的な高い評価の根拠を納得させてくれるに足るもの。ともかくものすごい集中力、白熱した演奏というのは以前から知られていたものであるが、繊細な表現力、見事なコントロール、はっとするほど美しいフレージングなど、繰り返し見ても発見が多い。曲目もヴェルディの「アイーダ」(演奏会形式、全曲)、ベートーヴェンの第五、第九(それぞれ全曲)、ワーグナー(定評どおり、物凄い演奏)、ドビュッシー(ちょっと驚くすばらしい名演)など、盛りだくさん。ハーヴェイ・サックス氏の「トスカニーニの時代」(邦訳)の詳細で鋭い分析に満ちた、すばらしい第九の解説を読んでから観るもよし、先入観を捨てて虚心に観るもよし、とにかく音楽ファンには驚きの内容である。画質、音質は、時代相応、きちっと修正がなされているので、不快なことはない。
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