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アルツハイマーと闘う―言葉と記憶がすべり落ちる前に
 
 

アルツハイマーと闘う―言葉と記憶がすべり落ちる前に [単行本]

トマス デバッジオ , Thomas DeBaggio , 黒川 由美
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,310 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

私はひとり、死に向かって吠えている。57歳、ハーブ園を営む「私」は、ある日アルツハイマー病と診断された…。悲しみと絶望の淵に立ちながら、自らの地獄の物語を書き記そうと決意する。失われていく言葉や記憶と闘いながら、つつみ隠さず、すべてを語った感動のノンフィクション。

内容(「MARC」データベースより)

ある日アルツハイマー病と診断された57歳の男性が、自らの病気について、生と死について綴る。失われていく言葉や記憶、死の恐怖と闘いながら、つつみ隠さず、すべてを語った感動のノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 324ページ
  • 出版社: 原書房 (2003/03)
  • ISBN-10: 4562036214
  • ISBN-13: 978-4562036219
  • 発売日: 2003/03
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 1,139,165位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kh VINE™ メンバー
 著者はある日、アルツハイマー病と診断される。この病気がおそろしいのは、行く手に待ちかまえているのが「死」と「痴呆」以外にはないという点だ。きのうできたことが今日できなくなり、自分が誰だかからなくなる。最後には、死ぬという観念まで失う。この本は実際にそういう体験をしつつある著者の、ノンフィクションの手記である。

 著者にとっては、いまだ抹消されていない記憶こそが、人生そのものである。この切迫した心情が、少年時代や家族の歴史を色鮮やかによみがえらせる。それらの文章の間に、記憶や思考力が減退していく「今」の状況が書き込まれる。

 しかし著者は病気に閉じこもってはいない。医学がどこまでアルツハイマーを解明しているか調べ、この病気への理解をうながすためにラジオに出演し、バネルディスカッションに参加する。

 この本が単なる闘病記におわらず、読者を獲得しているのは、われわれの人生は過去の懐かしい記憶の総体のなかにある、ということを教えてくれるからだろう。最後の一行は妻への呼びかけで終る。「思い出と別れるのは本当に寂しく、恐ろしい。疲れたよ。ジョイス、抱きしめておくれ。そしてそのまま眠らせておくれ」。勝ち目のない闘いではあるが、この言葉を書きつけることができたことだけが、かすかな光明である。

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