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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アルチンボルド入門編,
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レビュー対象商品: アルチンボルド (ニューベーシック) (タッシェン・ニューベーシック・アート・シリーズ) (単行本(ソフトカバー))
アルチンボルドの代表作とその生涯を詳細に記された良書。ここでは、イタリアで一介の教会画家であった父のもとに生まれたアルチンボルドが何故、当時ヨーロッパでは誰も知らない動物・植物・森羅万象を画の中に取り入れることが出来たのか氷解する。 それはルドルフ2世の趣味に尽きる。世界中からありとあらゆるもの、珍しい動植物や事物を探し集めさせる。 マクシミリアン2世、ルドルフ2世。画家にとってこれほどまでパトロンに恵まれる事など稀有な例であろう。 初心者にもおすすめの一冊です。価格も安い。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ユニークさにおいては、美術史上最上に位置するアルチンボルド,
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レビュー対象商品: アルチンボルド (ニューベーシック) (タッシェン・ニューベーシック・アート・シリーズ) (単行本(ソフトカバー))
ジュゼッペ・アルチンボルドの作品は、昔から気になっていましたし、その画家の他の作品も鑑賞したい、という興味で本書を手に取りました。有名な「四季」の連作には驚かされます。「春」はイタリアの春を彩る花や植物で顔が形作られており、「夏」は美味しそうな果物で同様に顔が描かれています。「秋」もまた豊穣の季節を象徴するような食物で描かれ、「冬」はその厳しさを表わすかのような枯れ枝や干からびた根っこをモティーフにしています。 最初にその作品に接した時に驚きましたが、これらが16世紀後半のイタリア・ルネサンス時代の作品というのにもビックリしました。確かに当時は、ペストの流行や戦乱の時代でしたので、このようなある種の風変わりさを生む土壌もあったのでしょう。マニエリスムという時代のなせる技かもしれません。バロック期に通ずる橋渡しのような作風でしょうか。彼の数十年前に生まれたネーデルランドのヒエロニムス・ボッシュの『快楽の園』のインパクトに匹敵する画風です。 「四大元素」もその一連の流れに添った作品で、科学と芸術の融合が観てとれます。その「四大元素」の連作にあたる「大気」「火」「大地」「水」という作品にもユニークさは共通しており、アルチンボルド独特の画風の確立につながっています。 80頁ほどですが、その残された代表作品は、これで確認することができます。 本書の筆者であるヴェルナー・クリーゲスコルテの紹介が書かれていないので、美術史における学術的な価値がよく分からないのですが、日本で入手できる書籍としては廉価でありながら、貴重なものと思われます。
5つ星のうち 5.0
アルチンボルト作品をカラーで鑑賞可能!,
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レビュー対象商品: アルチンボルド (ニューベーシック) (タッシェン・ニューベーシック・アート・シリーズ) (単行本(ソフトカバー))
最近有名になってきたヤン・シュヴァンクマイエルの初期作品にもその影響が垣間見られるアルチンボルトの作品集です。 嬉しい事にカラーです。 最初に「本の美術誌―聖書からマルチメディアまで」でアルチンボルトの事を知った後、 「アルチンボルド―エキセントリックの肖像」を購入していたのですがあまりにも難解で 難渋していました... 意外にも和書でアルチンボルトの資料がなかなか無いので、この本も偶然出会うまでは知りませんでした... 少々気になるのはこの本では「アルチンボルド―エキセントリックの肖像」で連発される マニエリスムという言葉が出てこずに、エキセントリックなどの表現が出てくる事ですね。 まだ美術論としては、この人については結論が出ていない or 統一されていないという事 でしょうか...?
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